▼息子を亡くして三度目の母の日▼シンディ・シーハン 11 May 2006

今度の日曜は私の人生で長男なしに過ごす三度目の母の日になります。
息子のケーシーは、2004 年の母の日のきっちり5週前にイラクで殺さ
れました。

毎日が悲嘆と、ケーシーと彼の未来を切望し、彼が今ここにいたらと切
望する、途方もない経験です。祭日や誕生日といった特別な日はいつも
これに輪をかけて耐え難いように思われます。
母の日おめでとうと、ケーシーが私に呼びかけることはもう二度とあり
ません。彼からおかしなカードをもらうことも決してありません。義理
の娘を持つことも孫を持つことも二度とないのです。

ジョージとローラ・ブッシュはたぶん二人の娘といっしょに母の日を祝
うことでしょう、二人がいっしょという現実のなかでゆるぎなく幸せに。
娘のジーナとバーバラが、二人の父であるジョージ・ブッシュの強欲で
破壊的な政策、あまりにも大勢の私たち世界の母親たちを悲嘆と空虚の
意気消沈に送り込んでいる政策のせいで、危険な所に置かれることは絶
対にないのです。

今度の母の日、私は、ホワイトハウスの前で5月13 日土曜日午後3時に
開始される24時間のヴィジル(ロウソクを灯しての徹夜の祈り)を行う
CODEPINKと全米中から集まる母親たちの仲間入りをするつもりでいま
す。私たちはもうこれ以上のシンディとケーシー・シーハンが生産され
る前にイラク侵略を終わりにするよう要求するつもりでいます。私たち
世界の母と子どもたちはまた、私たちの政府がイランに侵攻しないよう
に、まだあるかもしれない平和な世界へのチャンスはなんとしても殺さ
ないでと要求するつもりです。そこで女優のスーザン・サランドンと、
同じことのために働いている他の多くの平和と勇気の母親たちが私たち
の仲間に加わることになります。

そのせいでケーシーと2400 人以上の勇敢なアメリカの若者と幾万もの
罪のないイラクの一般市民が死んだ崇高な理由とは何なのか答えるため
に、ジョージ・ブッシュは私に一度も会ってないのです。

戦争マシーンを肥やすため、テロとの戦いに賛成してテロを支えとして
戦争を戦うことは崇高な理由ではありません。

私たちの崇高な理由の夢を実現させるために、どうか仲間に加わって下
さい。来れる方はワシントンDC に来て下さい。あるいは地元の母の日
の活動に参加して下さい。バラの花を送ることで私たちの骨折りを支援
して下さい。

この戦争を止めるため、次の行動に向けてこの先も私たちといっしょに
努力して進みましょう。

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▼この上なく活発な米国の平和を求める女性たち▼9 Jan.2006  
CODEPINK (WOMEN FOR PEACE)
平和を求める女性たちの緊急アピールより:

私たち、アメリカ合衆国、イラク、そして世界中の女性は、イラクでの
ばかげた戦争と世界中の市民に対する残酷な攻撃を十分体験してきまし
た。私たちはそれはたくさんの愛する人々を埋葬してきました。私たち
はそれはたくさんの生命が肉体的あるいは精神的に回復できない傷を負
うのを見てきました。私たちは家族にどうしても必要な食糧、住居、教
育、医療が満たされなくなっているのに、私たちの貴重な資源が戦争に
注ぎ込まれているのをぞっとしながら目撃してきました。絶え間ない暴
力におびえながら暮らすこと、癌のように憎しみが増殖していくのを見
ること、不寛容が家庭や地域社会に浸透していくのは、もう沢山です。

これは、私たち自身とその子供たちのために望む世界ではありません。
私たち女性は腹の底からの情熱と胸いっぱいの愛をこめて、国境を超え
て立ち上がり、流血と破壊を終わらせるよう要求します。

私たちは外国のイラク占領がいかに武装した抵抗を煽り、終わりのない
暴力の連鎖を永続させているか知りました。私たちは軍事的モデルから、
以下の要素を含む紛争解決モデルに移行するときが来たと確信します。

●イラクからすべての外国の軍隊および外国の戦闘組織が撤退すること
●公民権を奪われたイラク人をイラク社会のすべての局面に再び組み入
 れる交渉を行うこと
●和平プロセスにおいて女性が完全に意志を表現できること、並びに戦
 後イラクにおける男女の完全な平等が約束されること
●イラクに外国の基地をおく計画を破棄すること
●石油およびその他の資源の管理をイラク人の手に戻すこと
●占領下で組み込まれた民営化法と規制緩和法を破棄し、戦後経済の軌
 道を建て直すのをイラク人に任せること
●イラク再建ではイラク人の契約者を最優先させ、イラク侵略と占領に
 責任がある国家の金融資産をこれに活用すること
●占領に参加したいかなる国の軍隊も含まない、真に多面的に構成され
 た一時的な多国籍軍を検討すること  

この和平プロセスを前進させるために、私たちは、世代、人種、民族、
宗教、国家、政治的信条を乗り越えて女性の大規模な運動を作ります。
交渉による政治的解決を促進するために、私たちはいっしょになって、
私たちの政府、国連、アラブ連盟、ノーベル平和賞受賞者、宗教指導者、
その他の国際社会の人々に働きかけます。そして、対立を引き起こす原
理主義的なこの時代に、人類とかけがえのない地球にとっての基本的な
愛の価値を広げるために私たちの運動に加わるよう呼びかけます。

▲CODEPINK のサイトにあるフラッシュ・ムービーの中の言葉より:
真の価値改革ならば、「違いを戦争で解決するのは不正である」になる
はずです。
ですから、全米の良心的な女性と男性に呼びかけます。
さあ、反戦に立ち上がりましょう!
明日では遅いかもしれない、本は閉じられてしまうかもしれない、
私はあなたを知らないけれど、もう戦争を推進したくない、、、