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アメリカには戦争に反対して断食する非常に大勢の人びとがいる。
彼らのブログにはまず最初にガンジーの写真と彼の言葉がある。
「使命のなかの止められない信念によって燃える、固く決心した小さな
ボディの気炎は、歴史の成り行きを部分的に改めることができる。」

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▼中東ピーストリップ▼12 August 2006

CODEPINKの共同創立者であるメディア・ベンジャミン、ゲール・マー
フィ、ダイアン・ウイルソンはヨルダンから、南レバノンで救援もなし
に立ち往生した人びとを助けるため、人道援助団体やレバノン人活動家
たちと一緒に切り回してきたベイルートへの旅を続けた。土曜日、救援
を向かわせるため彼女たちはキャラバンに加わることになる。どうか、
あなたのエリアの大使館に彼女たちの安全な通行を保証するよう求めて
ください。

28日の断食後、戦争反対のハンガーストライカーたちはその犠牲的行
為のために進展の勝利を受け取った。イラク議会の主要メンバーらが、
イラクの平和のための計画を討議するため一緒に加わるよう断食する人
びとを招いたのだ。8月2日水曜日、ハンガーストライカーたちはイラ
クの議会メンバーと会うためヨルダンのアンマンに行き、断食をやめる
ことになる。

その代表団には、平和の母シンディ・シーハン、退役大佐アン・ライト、
イラク戦争復員軍人ジョフリー・ミラード、政治家・作家トム・ヘイデ
ン、そしてCODEPINKの共同創立者メディア・ベンジャミンとゲール・
マーフィ、ダイアン・ウイルソンが含まれる。

イラク議会メンバーらからの招待は、先週イラクのアルマリキ首相がワ
シントンを訪問している間に、非常に大勢の断食者らが彼に会おうとし
てはねつけられたことの後に続くものである。イラク大使館の向こう側
に「キャンプ・アルマリキ」を張ったことも含まれ、イラクの大新聞の
ひとつに首相への公開状を載せた。先週水曜日、アルマリキの議会演説
を中断させたとして、そして繰り返し大声で「イラク人は軍隊が出てい
くのを望んでいる、さあ軍隊を国に戻そう!」と言ったことで、断食者
らとCODEPINKの共同創立者メディア・ベンジャミンは逮捕された。

何度も繰り返し会合を求めたのに首相が却下したことで断食者らの落胆
と健康への心配を表明した下院議員たちが、8月3日、米国代表団と会
うためヨルダンに行く。選任されたイラク当局者らは、彼らが先週カイ
ロで行われた調停協議で取り組んできた調停案について、アメリカ人に
要点をかいつまんで話すことになる。イスラエルとレバノン間で増大す
る暴力のすさまじさで、その地域の戦争の一般市民の犠牲者の苦しみの
証人となるため、米国代表団の一部はシリアとレバノンに行くつもりだ。

▲中東ピース代表団ブログ
http://www.troopshomefast.org/article.php?id=1068
(中東の最新情報と彼らの平和の旅の記録です。)

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▼戦争屋の談合=日米安保戦略会議にNO!▼

レバノン、パレスチナ侵略の黒幕、イスラエルの戦争犯罪企業も参加

昨年まで秋に永田町の憲政記念館で開催されていた「日米安全保障戦略
会議」が、今年は長崎に原爆が投下された8月9日より11日までの3
日間の日程で、会場もキャピトル東急ホテルに移して開かれる。

これを主催するのは、超党派の新旧国防族議員で作る「安全保障議員協
議会」とブッシュ政権に強い影響力を持つ米保守系シンクタンク「ヘリ
テージ財団」、そして、安倍晋三が理事を務める「日米文化振興会」と
「中央政策研究所」である。

今年の主要テーマは「新QDR(4年ごとの国防見直し)戦略と日米同
盟への期待」。プログラムのタイトルは「日米新ミサイル防衛(MD)
構想について」、「日米新ミサイル防衛構想と技術交流」、「新QDR
戦略と日米同盟への期待(GSOMIA=軍事秘密一般保全協定を含む
)」、「ホームランドセキュリティ(国土安全保障)/NBC(生物化
学兵器)テロ対策問題」の順になっている。議論の中心は、MDとGS
OMIA(ジーソミア)になるであろう。

同時に開催される恒例の兵器見本市は「総合防衛装備展」と銘打たれ、
従来からの米国巨大軍需企業に加え、今年は防衛庁やヨーロッパの軍需
企業(イギリスのBAEシステムズなど)、さらに、今まさにレバノン
やパレスチナで使われている虐殺用兵器(もちろん米国製も含まれる)
を製造するイスラエルの軍需企業IAI(イスラエル・エアクラフト・
インダストリーズ)までが、公然と出展して兵器プレゼンテーションも
する運びだ。

なお、安全保障議員協議会に問い合わせをした際、某週刊誌に言わせる
と怪しい「フィクサー」である秋山直紀氏が、「今年の展示には米国防
省が参加するので、限定情報扱いとなり日米地位協定に引っかかる。そ
のため参加希望者の思想調査を行う」と脅しをかけてきた。

このような恥ずべき戦争会議を許しておいてよいものか。これの恒例化
を阻むばかりか、会議自体を中止に追い込むような世論作りをしなけれ
ばならないと思った。

戦略会議への「NO!」の声をぜひ以下のところに届けてください。
・安全保障議員協議会 FAX 03-5511-2567
・日米文化振興会   FAX 03-3595-2662
・三菱重工(本社)  FAX 03-6716-5800(MDで最大の受益者)
・額賀防衛庁長官  FAX 03-3592-0468
・久間章生     FAX 03-3502-5058(GSOMIAの旗振り役)
・前原誠司     FAX 03-3592-6696(懲りない野党ネオコン)

△戦争利権に群がる日米国防族・日米欧イスラエル軍需産業が集結!
△戦争屋は恥を知れ!レバノン・パレスチナ・イラク・アフガニスタン
などでの虐殺を許すな!

呼びかけ人:核とミサイル防衛にNO!キャンペーン2006
http://www.geocities.jp/nomd_campaign/

▲参考までに
・日米安全保障戦略会議 http://www.ja-nsrg.or.jp/shinchaku.htm
・同プログラム http://www.ja-nsrg.or.jp/program2006.pdf
・昨年の戦略会議の兵器展示について写真でご覧になれます。   
http://www.geocities.jp/nomd_campaign/anpo-kaigi.html

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▼米同時多発テロ「陰謀説」が再燃の兆し▼CNN 13 August 2006

AP 通信:「世界貿易センター(WTC)ビルは内部に仕掛けられた爆
発物で崩壊した」、「米政府による自作自演だったのではないか」

5年前の米同時多発テロをめぐり、米国内で「陰謀説」が再燃の兆しを
示している。一部の学者らがグループを結成し、今年6月には「真相究
明会議」を開催するなど、活発な運動を展開して議論を呼んでいる。

同時テロでは「WTCビルがハイジャック機の激突による火災で崩壊し
た」というのが、米政府の公式見解。これに疑問を投げかけているのが、
「9−11の真実を求める学者たち(S911T)」と名乗るグループ
だ。ウエブサイトに掲載されている説によれば、WTCは「計画的に爆
破」され、米政府は「政治目的のために」これを許可したか、さらには
「画策した可能性さえある」という。

S911Tに名を連ねる学者は約75人。シカゴで開かれた真相究明会
議には、約500人が参加した。同時テロ陰謀説は以前からくすぶり続
けていたが、最近新たな注目を集めるきっかけのひとつとなったのは、
メンバーの1人、イスラム研究者ケビン・バレット博士の言動だ。

バレット博士は今年初め以来、地方紙やラジオ番組で「WTCビルは爆
破された」との説を唱えてきた。今秋ウィスコンシン大で担当する講義
の中でこの説を取り上げると公言したことから、同州議会から抗議の声
が上がる騒ぎとなっている。

また、S911Tの中心メンバーであるブリガムヤング大の物理学者、
スティーブン・ジョーンズ教授は、「WTC崩壊時には溶けた鉄が流出
した。火災の熱で鉄が溶けることは考えられず、高温を発するテルミッ
ト爆弾が使われたとみられる」と主張する。これに対し、米政府は「溶
け出した金属は飛行機の機体のアルミニウム片」との見解を示している。

クレムソン大で機械工学の助教授を務めていたジュディ・ウッド氏は、
「爆破でなければあれほど短時間に崩壊するはずがない」とした上で、
「政府がウソをついているとすれば、テロに加担していたことを疑わざ
るを得ない」と語る。ウッド氏は昨年、助教授の席から外れた。人事の
背景に「同時テロ問題をめぐる立場」があったと同氏は主張するが、大
学当局はこれを否定している。「この問題に深入りして、追放されるこ
とを恐れる学者は多い。それでも私は、真実の方が重要だと考え、こち
らの道を選んだのだ」と、ウッド氏は話している。