▼ ワシントンをピンクで埋め尽くす▼CODEPINK 2 February 2007

なんてすばらしい週なんでしょ!街に出てデモ行進をし、陳情運動をし、
ダンスして、ストリートを劇場にしてしまい、議会の目を覚まさせ戦争
に予算を割くのをやめてとの私たちの要求に目を向けさせるため、これ
までで最大級の最高にパワフルな「 Walk in Their Shoes」の陳列を
祝って大騒ぎしました。その中で数人が逮捕されました。そしてそれは
たくさんのニュースで取り上げられました。そこらじゅうのニュースに
<CODEPINK>が登場して、鮮やかなピンクに役を振り当てる私たちの
独創的な行動がワシントンにもまして熱く輝きます。

ハート上院議員ビル内のピンクのスリップの垂れ幕はもちろんのこと、
ゴージャスで胸躍るようなデモ行進の写真を見ることができます。
http://www.codepink4peace.org/article.php?id=1322

ピンクを身につけて通りを埋め尽くしてくれたみなさん、ありがとう。
国会議員に私たちの嘆願を聞かざるを得なくさせる、乱暴で望みを持た
せるシュプレヒコールで満たしてくれたみんな、ありがとう。あなたた
ちの助け、その声や手やハートなしにはやり遂げられなかった。

今週、私たちが大好きな代弁者のひとり、発言力のひとつを失いました。
勇気があってパワフルな正直者、政治的なユーモア作家、モリー・アイ
ヴィンズが1月31日に亡くなりました。昨年の夏、退く最初の活動家
のために、モリーは私たちに加わって彼女のウイットと分別とで私たち
全員を多いに喜ばせました。彼女は、CODEPINK体験を書いています。
彼女の最後のコラムとなった先月の<Stand Up Against the Surge>
で、ブッシュなんかに用はない、くたばってしまえの声を高めろと読者
に迫りました。ブッシュやブッシュのできそこないの戦争のことを灌木
(Shrub =ブッシュ)と呼ぶのが彼女は好きでした。

モリーの名に誓って、ブッシュになんか用はない、くたばってしまえの
声を高めていきましょう。彼女は私たちの新しい計画、<Occupation
Project: On February 5, 2007>に喜ぶはずです。追加戦費に反対票
を投じると誓約するのを拒む上院議員と下院議員のオフィスを占領する
8週間のキャンペーンを私たちは始めます。この悲劇的な混乱状態から
抜け出せるよう私たちが彼らに期待していることを国会議員は知る必要
があります。占領されるとはどんな感じかを彼らに示すこと以上によい
方法ってある!

このピンクパワーをどんどん強くしていきましょう、そうしてモリーの
情熱を絶やさないようにしましょうね!

アメリカの軍隊を故国にもどすためエネルギー補充を
そして感謝をこめて
Dana, Farida, Gael, Gayle, Jodie, Liz, Medea, Nancy, Patricia,
Rae, Samantha, and Sonia

▼モリー・アイヴィンズ▼2 February 2007

モリー・アイヴィンズは、2005年に生涯功労賞をつかみます。賞は
ニューヨークで、国際女性のメディア財団から受け取ったものでした。
ベストセラー作家で、コラムニストのアイヴィンズ、ブッシュ大統領を
「Shrub灌木(=ブッシュ)」と呼び、既成の政治体制を串ざきにした、
辛辣なウイットが冴えたリベラルは、長年の乳ガンとの闘病の後に水曜
日に逝ったのです。彼女は62歳でした。

テキサスリベラルを自認する彼女は反骨精神に富む政治コラムで全米に
知られており、主な著書には<Shrub: The Short but Happy Political
Life of George W. Bush>、<Bushwhacked: Life in George
W. Bush's America (Vintage) 邦訳「ブッシュには、もううんざり!」
阪急コミュニケーションズ刊>などがあります。

アイヴィンズが最初に乳ガンと診断されたのは1999年。2003年
に再発し2005年にも乳ガンと診断されましたが、病気には屈しない
と言って、コラム連載を続けながら闘病生活を送っていたのです。

AP通信によると、元大統領ビル・クリントンは昨年テキサス・オーステ
ィンで行われた演説でアイヴィンズのことをこう評したそうです。
「私を褒めるのもうまいが、私を批判するときがまた痛烈にうまい。」

テキサス・オブザーバー紙は追悼記事で次のように書いています。
「モリー・アイヴィンズは公式履歴書の中で、生涯の名誉として2つの
経験を挙げている。一つは、ミネアポリス警察がマスコットのブタに彼
女の名前を付けたこと(アイヴィンズは同警察の番記者をしていた)。
もうひとつは、テキサス・オブザーバー紙に勤務している時にテキサス
A&M 大学での講演を少なくとも一度拒否されたこと。だが、彼女は常
に非常に率直に、しらふで死ねたら生涯最高の名誉だ、と話していた。
そして実際、そうなった。」

今年1月11日に発表された彼女の最期のコラムは、以下の言葉で締め
くくられています。

「この国を動かしているのは私たち国民よ。決めるのは私たち。毎日、
国民ひとり一人が街頭に出てこの戦争を止めるために行動を起こす必要
があります。もっと声を上げて。バカげたごとがバカげて見えるように
何か考えましょう。私たちが味方で、戦地から抜け出せるよう頑張って
いると兵士たちに知らせましょ。ブッシュの増派に抗議するため街頭に
出ましょうね。可能であれば、1月27日のワシントン平和行進に参加
して。通りに出て、鍋やフライパンを叩いて(アルゼンチン経済が崩壊
したときアルゼンチン国民は鍋やフライパンを持って外に飛び出した)
「すぐ止めろ」と要求する仲間が必要なのよ。」

▲邦訳本「ブッシュには、もううんざり!」の紹介文より
ブッシュ政権の政策の実態と、その影響を一般市民の生活の現場から取
材。企業癒着体質、金持ち優遇税制をはじめ、労働者保護、教育、環境、
食品の安全性、司法などの諸政策における市民への影響をさまざまな角
度から考える。


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