■作戦のコードネームは「イングリッシュコック」■
モスクワRIA Novosti 19 March 2007

ロシアの週刊誌 Argoumently nedeli によると、イランに対するアメ
リカの軍事攻撃が4月第一週、「西側の世論」が休暇になるイースター
祭(今年は4月8日に祝う)の前に行われるそうである。イスラム諸国
では、祝日の6日金曜日にイランは攻撃されるかもしれないとも言って
いる。

アメリカの図表によると、朝の4時から午後4時の決定的な12時間と
いう、一日限りの攻撃になるとのことだ。

作戦のコードネームは現在までのところ「イングリッシュコック(噛み
つく)」。ウラニウム濃縮の遠心力応用機械や、研究・実験センターと
いっしょに、恨みのイラン軍事施設は急所をつかれることになる。でも
Bouchehr の最初の邪魔者である原子力火力発電所は急所をつかれない
だろう。他にも、アメリカ人らは DCA を無効にするつもりだ、湾岸で
の戦争からイラン人のビルを幾つか支配しようとするだろうし、武装し
た部隊のキーとなる司令部陣地を破壊しようとするだろう。

多くの観測として、反撃するのに最大限のテヘランにそれは移動するは
ずだ。イランは、石油の国際マーケットへの供給を断つこととイスラエ
ルのミサイル攻撃を妨害する目的でオルマズド海峡に数隻のタンカーを
動かすことを明らかにした。

イランを攻撃するアメリカの空軍機はインド洋にあるディエゴガルシア
島から発進するだろうとアナリストらは断言する。そこからミサイルを
搭載した長距離飛行のできるB52で爆弾を投下するはずだ。アメリカン
航空所有の搭載された軍用機が湾岸に配備され、地中海でアメリカ海軍
第6艦隊の一部が配列することによって。太平洋とアラビア海から広く
潜水艦が集結してからは巡航ミサイルの支給も受けられることになる。
結果として、イランの核計画は数年は却下されるだろう。非公式の話で、
ヨーロッパでのアメリカの対弾道ミサイル防衛配備の時期が延期されう
るとアメリカの軍司令官(戦略家)らは考える。直面する別の大事件、
石油バレル(42ガロン)が75−80ドルに急騰しかねない、これは
期間を延期したためだ。

同時に、イランに対する新たな決議案とその計画が安全保障理事会の常
任理事国5カ国によって採択された。主題はイランの株式会社10社と
イスラム社会の精神的指導者アヤトラ・ハメネイ師の体制にとってのエ
リート部隊、イスラム革命組織体に関係があった3社に制裁が課せられ
ることだ。制裁は15人の人物に対しても課せられる、国の会社の高位
にある8人の指導者とイスラム革命の護衛組織体を有する7人のキーと
なる人物にだ。

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■アメリカ人がまったくと言っていいほどアフガニスタンに関心をもた
ないという判断で、タイム誌はニューズウイーク誌と肩を並べた■
by レイチェル・スクラー The Huffington Post 25 March 2007

おもしろい。今週、タイム誌のカヴァーストーリーは学校で聖書を教え
ることに賛成の議論をするエッセイだ。それはつまるところこうなりか
ねない:「もちろん聖書は学校で教えられるべきだよ。教えられるべき
でないのは宗教のほうだ。」

インターナショナル版のカヴァーストーリーではそんなに容易にではな
く、記事は次のように要約される:

アフガニスタンでの(パキスタンも)タリバンとアルカイダの復活につ
いての「タリバニスタン(いまや実態はアフガニスタンとは呼べないと
いうことか)に関する真実」と、それが次のテロとの戦いで戦場になる
とすることの次第だ。この記事はタイム誌のアメリカ版にあってもカヴ
ァーストーリーではない。おそらく、リック・ステンゲル&co. は聖書
のほうがニューススタンド(売店)にふさわしいと考えたんだろう、と
はいえ人目を惹かない表紙であるのは疑いようがない。

このできごとは、インターナショナル版すべてがアフガニスタン(パキ
スタンもそうだ)におけるタリバンとアルカイダの復活と「アルカイダ
あるいは他のテロリスト集団が次なる911の準備ができる」ことから
そこがたまり場であることに関する「アフガニスタンを逸する:ジハー
ディスタン(イスラム擁護の聖戦国家とでも訳そうか)」という表紙で
印刷した10月号でニューズウイーク誌のお偉方が下した決定をそのま
ま繰り返したものだ。アメリカの表紙のほうはというと、レズビアンと
しての人生をとりつくろうせいで、これまた議論がましかった「マイラ
イフ・イン・ピクチャー」と題されたアニー・レイボヴィッツの独占記
事と写真だ。おそらく、ジョン・ミーチャム&co. はニューススタンド
にはこちらのほうが適してると思ったんだろう。

ニューズウイークであった後にタイムがこの記事をたいして重要でない
と決めようとしたのは変だ。この記事の交換はややもすれば問題への配
慮を蓄積させる。なにも学校で聖書を教えることが重大ではないという
のじゃない(ジョークだよ、われわれは聖書問題で格闘するのが大好き
なんだ、イスラエル人のエジプト脱出を例として挙げようか? 聖書は
心配するなって。さあさあ、タイムさん、それに関する特集エッセイを
見るとしよう)。

敬うべき週刊ニュース誌2社が、かの地がどうなっているのか、米国が
たぶんすぐにも反応しなければならないことは何かなど、われわれの理
解を前進させる中東からの深く掘り下げた報道記事に優先させて、より
安全で、よりお国事情の、アメリカ誌タイプ的なカヴァーストーリーを
選んだのが興味深い。アメリカを除く残りの世界ではきっと上手に役割
を果たすんだろが、でもバイブルスタン(聖書国家)ではそれほどでも
ないと思う。

アメリカ以外の国で読むタイムの特集記事は「タリバニスタンについて
の真実」
アメリカ以外の国で読むニューズウイークの特集記事は「ジハーディス
タン(聖戦国家)の浮上」

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■米国の財源は
アルカイダにつながる暴力的な集団一極にひそかに集められる■
by シーモア・ハーシュ

暴力的なスンニ派グループに資金を供給することで中東(厳密に言えば
イラン政府とレバノンのヒズボラ)でのシーア派の影響力の増大を食い
止めたいブッシュ政権による骨折りを含め、ニューヨーカー誌のコラム
ニスト、シーモア・ハーシュが最新号(3月号 )の記事の、「最も議論
を呼ぶユニークな本領」を述べる。

「シーア派の広まり、あるいはシーア派の影響力を止めたい」中東での
秘密工作のために、米国は「立法府(議会)の許可を得ないで、議会の
監視なしに、相当量の金を注ぎ込んできている」とハーシュは述べる。

これらの財源は「アルカイダとつながりがある」が、「 ヒズボラと対決
したい」スンニ派ジハード集団の手に渡ることになるとハーシュは言う。

ハーシュは明確な言葉で彼のスクープを要約した:

「率直に言って私たちは、この大統領が現に自分の大統領特権を絶対的
極限まで行使しようと決心して、秘密工作を実施し、議会の許可を得て
ない金を使って、911を行ったと同じ人たちが掛かり合うグループを
遠回しに支援する、という事態にある。」

「ついでながら、このすべてが議会によって調査されるべきであるし、
そうなると私は信じる。アメリカの議会メンバーに話すと、彼らはこれ
についてなにも知らないと非常に狼狽する。そして非常に多くの嫌疑を
かける。」と付け加える。


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