■煽動を誘い出せ■コモンドリームズ 04 July 2007

by シンディ・シーハン

煽動を誘い出せ

肌に感じるものがあるからだ

いつかはまとまらなければならない

革命がここにあるからだ

あなたにはその通りだとわかる!

サンダークラップ・ニューマン

手をゆるめてはいないわよ。私はブッシュ一団が悪の帝国に変えている

米国の政界から自分自身をなんとか一掃しようとしたけれど、スクータ

ー・リビーの実刑を減刑する(収監の取り消し)ジョージの露骨な大胆

不敵さが、戻ってキックし激しく抗議することに私を引っぱり出してい

る(ジョージは全面的恩赦も除外していません)。手を出さないではい

られないわ、さあ私たちの国をファシズムと暴力のいっそう暗い泥沼に

飲み込んで、残りの世界をわがものとする、このブッシュ一団を引っぱ

り出しましょう!

ジョージのひどい戦争のエスカレーションに加えて、イラクでの殺戮が

いたましくも急増するこの5週間、そして冷静な戦争反対がほぼ5人に

4人のアメリカ人にまで高まっているこの5週間、私は黙って傍観して

きました。バラク・オバマ上院議員が、弾劾は「危機をはらんだ、ゆゆ

しき」違反にだけ運命づけられると言ったとき、私は黙ったままでいま

した。ブッシュ一団は彼らのウソと食い意地とによって掘られた何十万

もの墓を造ってきています。おやおやとんでもない、すでに違法な捜索

と占領を禁じた私たちの憲法修正第4条を破ったことにもなる FISA法

(1978年制定の合衆国に対するテロや諜報活動への関与が疑われる

人物に対し電子機器を用いた情報収集や強制捜査を実施する場合に政府

が従わなければならない手続きを決めた法律)を破るのを(これは重罪

です)ジョージは認めました。ビル・クリントンのつまづきは、ジョー

ジやディック、その腹心スクーター・リビーのそれよりどれほど危機を

はらんだ由々しき法律違反だったのでしょうか? ニクソン・ホワイト

ハウスの犯罪行為と傲慢が、一点の「ばっかばかしい」もない時代に議

会の臆病者から重要性などを低くされるだろうなどと考えました?

アブグレイブでの拷問の映像を私たちが見ているときに、そして不道徳

な政府の助成金のために米軍に売られた何百人もの人たちが、私たちの

まさに裏庭であるグアンタナモ収容所の非人間的な領域内に閉じ込めら

れるのがわかっているときに、アメリカは「拷問はしない」とジョージ

は言っています(根も葉もない見解を信じないで)。

どぎつい、ジョージ&ディック犯罪秘密結社(実行支部があるのが公式

にわかっている)と言ってしまってから悔やまねばなりません、二人の

オフィスは説明義務や自制について、政府あるいは個人、他の人類いか

なる存在としても同じ標準を引き合いに出されることはないと主張して

きています。

弾劾は「手間をかけるだけの価値」がないとナンシー・ペロシが言った

と最近報じられてきています。彼女の誤った推論は彼らに投票権がない

から弾劾には時間がかかりすぎるということです。私たちの憲法を擁護

し、イラク国民と私たちの兵士を守ることの実現に民主党の実力者会議

を結集させることができるなら、この前の追加戦費予算案に「義務的で

ない」タイムライン(スケジュール)を付加する方へ党の実力者会議を

したたか打って丸め込み脅しどなりつけるとき、弾劾は可能なばかりか

見込みあるものになるはずです。

しかしながら、スクーター・リビーの刑に関する最近の減刑は、私のく

たびれはてた倦怠の我慢の限界を超えたものでした。パトリック・フィ

ツジェラルドは、ブッシュ犯罪マフィアのひとりを少なくとも法に照ら

して処断するという英雄的仕事を行ったその道をきわめた思慮深き検察

官です。たとえ私たちみなが喜んだとしても、それでは十分ではなかっ

たとわかり、フィツジェラルド氏が実行支部にはびこるクソをもっと深

くほじくることになるのがわかりました。ブッシュ政権の法律を守らな

い不法ぶりは開拓時代のワイルドウエストの比に達しており、(犯罪者

が駆け込む法の手の及ばない安全な)合衆国避難所を確かに収監者が支

配してきています。

私の親愛なる友人、ヒップホップ実力者会議のレノックス・ヤーウッド

師は、イラクとブッシュファシスト政府に絶えず異議を申し立てること

によりオフィサー&ジェントルマンとしての職務をみごとに果たすせい

で、空軍の「あるまじきオフィサー&ジェントルマン品行」(米国軍事

司法統一法典第133条)によってしつこく苦しめられています。どの

「オフィサー&ジェントルマン」も中東における実に程度の低い誤りに

異議を申し立てているはずなのに、師が依然として予備軍の構えである

ので空軍は訴追する要因内にあると考えます。7月12日、師の聴取後

に彼はマーチン・ルーサー・キング師のアトランタの墓からワシントン

DCまで「象徴的」な行進を始めようとしています。私は彼のためにそ

こに行き行進を始めるつもりでいますが、象徴的にするつもりはありま

せん。

もうそろそろブッシュ一団の放逐を要求するため当然な怒りの「熊手」

と真実の「たいまつ」を持った私たち「田舎者」(ファシスト支配エリ

ートの見解)がワシントン DCに向かって行進してもいいころです。私

には、ジョージが建てている非行青少年短期収容所がオレンジ色の囚人

服のギャング団でいっぱいになる代わりに、ネオコンとその同調者でい

っぱいになる夢があります。

もし議会にブッシュ一団の墓を掘るつもりがないなら、それをするのが

国民の役目です。わが共和国の正当性を維持するには20年かそこいら

ごとに革命を必要とすると、トーマス・ジェファーソンは言いました。

最後の革命から225年が経過していますし、私たちはそれを久しく待

望しています。 TVを消してペットに別れのキスをし、子どもたちを呼

び戻して腐敗行為の連邦の選挙区に群れをなして集まりましょう。ある

いは、犯罪ブッシュ一団やふさわしくない休暇に入る前の(なぜイラク

議会がヴァカンスしないときに彼らはヴァカンスを取るの?)先週の会

期のせいで共謀する議会にはばからず、国民の説明義務運動のためそこ

で行進する私たちに加わって。

はじめての革命前夜に:その通りとあなたはわかっている!

シンディーのメモ :

私は、「アテンション売春婦もどる」の記事ですでに読まれています。

人の目を留めるため7月に保守的な南部諸州を何百マイルも歩こうとし

ていることに気づく人は誰であれ、どうか私たちの仲間に加わってくだ

さい!私たちの歩くルートやその道中で行う説明義務イベントの計画を

公表するつもりでいます。引き続き目を離さないでいてくださいね。

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■2007年サマー・オブ・ラヴ■

人道の旅路 by シンディ・シーハン 6 July 2007

つい先だって私はまた新たなブッシュの目にあまる権力の悪用のせいで

短いリタイアーから出てきました。国民の人道のための運動に結集する

ため私たちはアトランタからワシントン DCまで歩くことに決めました。

長期にブッシュ一団が在職するのでは、わが国のハートとソウルを蘇ら

せることで、私たちの兵士とイラクとアフガニスタンの国民を救うこと

で、そして企業と個人のムダと環境破壊から地球を救うことで、私たち

にはほとんどチャンスがありません。弾劾、公職からの解任、人道に反

する犯罪のせいで監禁は、今日どうしても行動を起こす必要のある緊急

で不可欠なステップです。行進のお知らせをして以降、情況が変わって

います。レノックス・ヤーウッド師は8月の終わりまで不相応な品行の

聴聞が開かれないことになりました。そして私たちは、7月12日のメ

ーコンでの彼の聴聞後に歩き始めるつもりでいました。従って私たちは

7月10日、テキサス・クロフォードで旅を始めるつもりです。

私たちの旅では、ブッシュの犯罪が人々に深く傷を残す影響を与えてき

ているフォートベニングやニューオーリンズといった場所を通っていき

ます。拷問と、フロリダ湾沿諸州の住民に対する助けを欠く引き続きの

犯罪は、ブッシュ一団のより極悪の憎むべき2つの犯罪です。

また、ただちにブッシュとチェイニー弾劾の条項をもうけるのを私たち

が座り込みをして要求するつもりの下院司法委員らのオフィスも通って

いくつもりです。7月23日には弾劾を先導する彼を励ますためにジョ

ン・コンヤーズ下院議員(民主党)のオフィスにいます。彼のオフィス

での座り込みは可能だし見込みがあります。

旅は7月27日、ニューヨークの街で終えます。ブッシュ重大犯罪陰謀

グループ(秘密結社)によって引き起こされた中東の難民危機にハイラ

イトをあてるため、私たちは国連前でデモを効果的にやってみせるつも

りです。ジョン・ボルトン国連大使は言います:米国は私たちがこれま

でに返すことができた以上の借りがイラク国民にある。借りは最小にし

て、暮らすのに比較的安全であるのと、わが家、食い物、清涼飲料水、

医療保障のような基本的人権である。

これを主導する活動家たちとミュージカルのお楽しみとで、7月29日

セントラルパークでサマー・オブ・ラブを再現し、「愛情の結集」を維

持するつもりです。収益はイラク難民とイラクの病院用の医薬品となり

ます。

ニューヨークで終えたとき、幾人かはヨルダンとシリアの難民を助ける

ためアンマンに旅立つことになるでしょう。水道の蛇口をひねってきれ

いな水でいっぱいにするとき、文字通り喉の渇きで死んでいくイラクの

人びとと難民のことを考えますか?米国の動物たちは地球の多くの人間

よりずっとよい扱いを受けています。1967年4月4日、リヴァーサ

イドチャーチでのスピーチでマーチン・ルーサー・キング・ジュニアが

言ったように「私の政府は最大の暴力御用商人である。」米国の大部分

の小さな州に住むのに十分な数の人を殺してきているし、力づくで何百

万人もの人びとが彼らの生まれた場所から逃げざるを得ないようにして

きている。私たちの政府は絶対に変わらないでしょうが、私たちの愛情

は変えることができます。受難を多少とも解消し、世界を大きく変える

ことができます。

人道の旅をお知らせして以来、たくさんの支援と励ましをいただていま

す。そして多くが「心持ちはあなたと共にあります」と言ってくださっ

ています。道義的支援に感謝しますが、参加できないとしたら、私たち

にはあなたの肉体とお金が必要です。この時点で世界は環境的、政治的、

そして人道主義的に危機的状態にあります。国民の変化運動、正義と人

道への参加は、私たちが人類に帰属することで必須になってきています。

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■スクーター・リビーに異例の収監前減刑■サンケイ新聞

ブッシュ米大統領は2日、CIA工作員名漏洩(ろうえい)事件で、実

刑判決が下された元副大統領首席補佐官のルイス・リビー被告(56)

に対し、有罪評決は尊重するものの、収監を免除すると発表した。収監

容認は身内の共和党内からの反発を招き、支持率低迷のなか政権基盤を

弱体化すると判断し、批判は覚悟のうえで、司法の判断を覆す決定を下

したものとみられる。

大統領は声明のなかで「評決は尊重するが、実刑判決は行き過ぎている」

と、禁固2年6ヶ月の地裁判決を批判した。ただ、25万ドル(約3千

万円)の罰金刑など「厳罰は残っている」と指摘し、同被告の名声は傷

ついたとしている。

これまで大統領は態度表明を避けてきたが、何らかの措置はとるとの見

方は強かった。米大統領には憲法の下、恩赦や減刑を行う権利があり、

歴代大統領もこの権利を行使してきたためだ。

ブッシュ大統領も110回以上恩赦を与えたが、最も多いトルーマン元

大統領の1913回や、クリントン前大統領の396回に比べると少な

い。ただ、恩赦は通常、有罪を前提に判決を無効にするものだが、今回、

大統領は無罪を主張するリビー被告に収監前の減刑という措置をとった。

背景には共和党内から減刑に向けた圧力が強まっていたことがある。ラ

ムズフェルド前国防長官やキッシンジャー元国務長官らは「減刑」の嘆

願書を提出していた。

民主党の大統領候補からは、「身内びいきが正義に勝つことを知らしめ

た」(クリントン上院議員)、「こうした政治こそ変えるべきだ」(オ

バマ上院議員)と非難の声があがっている。

♯お知らせ♯

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