■イスラエルへの軍事支援を止めよう■ Jewish Voice for Peace

2007年に事実上使い果たしたものに9%の増加が提案される、イス

ラエルへの軍事支援に25億5000万ドル要求するブッシュ大統領の

2009年度予算はいま、米国上院下院歳出小委員会と外交計画、関連

計画にかかっている。

このイスラエルに対する軍事支援で提案される増加は、イスラエルへの

軍事支援を25%まで増やして次の10年間で総額300億ドルとする

との、2007年8月に米国とイスラエルとで取り決めた「友好関係の

メモ( MOU)」の分割払いの一回分だ。

占領が終わるまでイスラエルに対する米国の軍事支援は中止されるべき

だ。軍事支援は、他の隣国との別の争い同様、イスラエル・パレスチナ

間の争いを解決するため真剣に努力するのをイスラエルに避けさせる。

それは占領に力(権限)を与え、パレスチナ人社会の荒廃に貢献する。

そしてイスラエル人社会のますます強まる軍国主義化を助長する。

米国の軍事支援を止めるため、あなたにできる手段で遠慮なく意見を述

べよう。

(「 Jewish Voice for Peace」のサイトには、政府機関などに意見を伝

えるフォームがあります。)

 

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■アッバス:ガザ攻撃は「ホロコースト(パレスチナ人大虐殺)」■

by アルジャジーラ 01 March 2008

ガザへの強襲は「ホロコーストを通り越した」性質のものだと言って、

パレスチナのアッバス議長がイスラエルの「国際テロリズム」を非難し

ている。

さらなるイスラエルの空からの急襲が4日間で86人の死者数をもたら

した土曜日にアッバスのコメントはあった。医者の情報源によると、少

なくともその犠牲者の三分の一は子どもだった。

土曜日の急襲だけで52人が殺された。

「ホロコーストを通り越したことが起こっているのが非常に悔やまれ

る」とアッバスはラマッラで記者らに語った。

「やっと5カ月になろうかという子どもたちがイスラエル軍によって爆

撃されている。」

「自分の目で見て、何が起こっているか誰が国際テロを実行しているか

判断を下すよう、私たちは世界に告げる。」

シリアで暮らす国外追放されたハマス指導者 Khaled Meshaal もまた、

ガザの一般市民へのイスラエルの攻撃を「現実のホロコースト」だと糾

弾した。

アッバスがこの後、ガザ地区へのイスラエルの侵入を話し合うため国連

安全保障理事会の緊急会合を要請したと、パレスチナ指導者のスポーク

スマンは述べた。

せいぜいアッバスにできるのはイスラエルの行動を非難する安全保障理

事会の決議文を得られたらと期待することだと、アルジャジーラの首席

政治アナリスト Marwan Bisharaは言った。

「それにご承知のようにイスラエルはこの40年にわたり何十という国

連安全保障理事会の決議文を無視してきている。つまり、これは結局は

またムダ話ということになって、おそらくたいして具体化しないだろう」

と彼は言った。

・子どもたちが殺された

ガザ地区から話をする「子どもを救え」のラナ・エル・ヒンディは、イ

スラエルの砲撃から子どもたちが大いに傷ついているとアルジャジーラ

に告げた。

「この3日間で少なくとも19人の子どもが殺されてきている ... ここ

ガザの全組織にとってこれがほんとうに心配」だと彼女は言った。

「私たちが爆撃の現場に入って子どもたちに恐怖や心配について話すと

き、ほとんどの時間、彼らは常にガザ地区へのイスラエルの次の侵攻を

恐れています。それと彼らが恐れているのが、目下のこの現状なのは明

らかです。」

入院する子どもの数が「毎日」増えていると彼女は言った。

ガザのアルミザン人権センターの理事 Eissam Younisは、イスラエル軍

は「故意に、そして組織的に一般市民を標的にしている」とアルジャジ

ーラに語り、世界の強国のその無言の反応を批判した。

「国際社会が常に黙殺するせいで、イスラエルは法律に従わず自国の思

い通りにする」と彼は言った。

・ミサイル攻撃

最新の攻撃はイスラエル砲撃4日目を記し、パレスチナ人のロケット弾

攻撃でのひとりのイスラエル民間人の死(2月27日)の結果として起

こる。

土曜日の攻撃で殺された人たちには少なくとも8人の一般市民が含まれ、

そのうち4人が女性であるとガザ救急医療サービスのトップ、 Muawiya

Hassanein 医師は述べた。

ハマスの闘士10人とイスラムジハードの2人を含める、少なくとも殺

された15人は戦闘員だった。

夜明け前に地上部隊が進軍するという土曜日のジャバリヤ難民キャンプ

での作戦は、1年以上にもおよびハマスが自治区を統治するなかで最も

憎悪に満ちたやりきれない激戦の日を記した。

ジャバリヤの死者はパレスチナ人戦闘員とイスラエル兵との銃撃戦の結

果として生じたものだと目撃者は述べた。

ジャバリヤ東の自分の家で困難な立場に追い詰められたパレスチナ人居

住者タリク・ダードウナは、イスラエル軍が一般市民を標的にしたとア

ルジャジーラに伝えた。

「子どもや家を含め、われわれのエリアにあるすべてにイスラエル軍は

発砲する。自分の家の中で血を流す子どもたちの負傷者がいた」とダー

ドウナは言った。

「彼らはすべてに向けて発砲している。」

ガザ市北部にある Tufah地区の近くで衝突があったことも目撃者が報告

した。

戦闘で5人のイスラエル兵が負傷したとイスラエル軍のラジオが報じる

ことでイスラエル軍はガザ北部の作戦を確認した。

・侵攻の脅威

ガザ地区の全面的侵攻を開始することに対してイスラエル国内の圧力が

高まってきている。

イスラエルのバラク防衛相は木曜、「地上大作戦は現実的で具体的だ」と

言って、イスラエルは「それを恐れない」と言った。

イスラエル軍が引き続きガザを強襲するなら、昨年アナポリスで始まっ

た和平交渉におそらく悪影響をおよぼすはずだと上級のパレスチナ当局

者はアルジャジーラに話している。

イスラエルの交渉チームを率いるイスラエルのリヴニ外相は、イスラエ

ルの軍事行動は和平会議の停止なるものに影響を受けたりしないと言っ

てやり返した。

「たとえパレスチナ人が会議を停止しても、イスラエル市民を守るため

に遂行するイスラエルの決意や作戦にどのようにも影響するものではな

い」と彼女は言った。

・ガザのロケット弾

土曜にガザから発射された射程の長いロケット弾によってイスラエルで

6人が負傷し、そのひとりが重症だとイスラエル軍は言った。

ガザの戦闘員はイスラエル南部にロケット弾と迫撃砲40発を発射した。

そのうち8発が、ガザ地区から11キロ北にあるイスラエルの海辺の町

アシュケロンまで飛んでいった長い射程のロケット弾だった。

アシュケロンに命中したような長い射程のロケット弾をもっと戦闘員が

展開するのを防ぐため、イスラエルの政治的そして軍事的指導者らはハ

マスが統治する自治区での大地上攻勢を考慮に入れてきている。

ガザ国境近くのイスラエル人社会にパレスチナ戦闘員らは常習的にロケ

ット弾と迫撃砲の連発を発射してきているが、その攻撃はめったに損害

の原因とならない。


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