■イギリスがコレラを引き起こしたとジンバブエは言う■ BBC NEWS

12 December 2008

ロバート・ムガベ大統領は西側がコレラを使って侵略をたくらんでいたと

言った

何百人と死に追いやるジンバブエのコレラ大発生はイギリスによって引

き起こされたと、ジンバブエの大統領ロバート・ムガベの盟友は言ってい

る。

Sikhanyiso Ndlovu情報大臣はコレラ大発生を「イギリスによるジンバ

ブエ国民に対する計画的大量虐殺の猛襲」と説明した。

12月11日木曜、ムガベ氏はコレラの蔓延は止められてきていると言っ

た。

だが救援担当者らは、情況は悪化しており、大発生は何ヶ月も続く可能性

があると警告した。

ハラレのメディアに対するコメントで、 Ndlovu情報大臣はジンバブエで

のコレラ出現を、イギリスによって使用される「重大な生物化学兵器」に

なぞらえた。

それは「ジンバブエに対する故意の人種差別主義者のテロリスト攻撃」だ

と彼は説明した。

侵略して彼を転覆するための口実としてコレラを使うことをたくらんだ

と、ムガベ氏はすでに西側勢力を非難してきている。

金曜早くに、ムガベ氏は「21世紀のヒットラー」としてみなされるべき

だと、南アフリカ英国国教会上級主教は言った。

プレトリアのジョー・セオカ主教がムガベ解任を祈るよう教会に求めたと、

南アフリカ通信社は報じる。

ジンバブエは「破綻国家」になっていると、ジンバブエのアメリカ大使が

警告したとき彼のコメントは出た。

コレラ大発生は抑えられてきていないし、死者数は792人にまで増えて

きていると世界保健機関( WHO)が述べるのを、AFP通信が伝える。

もし流行病が止められないと、症例(患者)の全体数は6万人に達する可

能性があると、 WHOは警告してきている。

ジェームズ・マックギー・アメリカ大使は大発生をジンバブエの政治的危

機と政府のダメな経済政策のせいにした。

ハラレの病院が閉まったままであること、ゴミの回収がないことや人々が

下水溝から水を飲んでいることを、彼はワシントンの記者らに伝えた。

ムガベ大統領の政権党 Zanu-PF党と、野党勢力MDC(民主改革運動)

は数カ月のあいだ権力を共有する交渉で行き詰まってきている。

「情況は厳然たるものだ。ロバート・ムガベとその旧友どもがこの国を人

質にとっている」とマックギー大使が言ったのを、 AP通信社が伝える。

ムガベ氏は「外観上、良心とか後悔のない人物で、人殺し」だったと、セ

オカ主教は言った。

「私はデズモンド・ツツ司教とヨークの大司教のあとに続いて、ジンバブ

エの大統領をその権力の座からひきづり降ろすよう、いま、すべての教会

指導者が神に求めるときだと信じる。」

「南アフリカの教会は前にアパルトヘイト政権でこれを成し遂げており、

今日も神が私たちの祈りを聞いてくれるものと確信する。」

数カ国のアフリカと西側諸国の指導者らが最近、ムガベ氏は辞任するとき

だと言ってきている。

ケニアのライラ・オディンガ首相はアフリカの国々が彼に退任を迫るべき

だと言った。

だが、アフリカ連合はそのような要求を拒絶してきており、ジンバブエの

問題に対する解決は、ふたつの政党が権力を分かち合う会談から帰着すべ

きだと述べる。

セオカ主教は、彼らのホームランドから逃れてきているジンバブエ人に対

して辛抱強さを示すよう南アフリカ人に求めた。

概算300万人のジンバブエ人が南アフリカで暮らしている、そして毎日

何千人と違法に国境を越える。

もっと最近は、ジンバブエの公共医療と水を供給するインフラが事実上崩

壊したも同然だったので、数百人が治療を求めてきている。


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