■イスラエル軍兵士の反パレスチナ人Tシャツは「趣味が悪い」■

The Associated Press 23 March 2009

最近のガザ地区の攻撃における行いに対する国内批判の増大に軍が直面

するなか、パレスチナ人に対する暴力シーンを描写する兵士らが着用する

Tシャツを月曜、イスラエル国防軍が非難した。

基礎訓練と他の軍人コースの終了を示すため軍によって発注されたTシ

ャツは異なるユニットの若干の下士官兵によって着用されたと、週末にか

けてハアレツ紙は報じた。それらのTシャツは、軍によって作られも認可

もされなかった。

Tシャツのひとつは、彼らは「小さいほどワル(悪党)」とあるスローガ

ンにライフルの照準の十字線に子どもを描く。もうひとつは、まあなんと、

照準の十字線に妊婦と「一発でふたり殺害」の言葉。他にはモスクを爆破

する兵士や墓石に寄りかかって悲しむパレスチナ人女性たちを描く。

Tシャツの多くを作ったテルアビブの工場、アディブはコメントを拒否し

た。

「Tシャツは IDF(イスラエル国防軍)の真価と一致しないし、全く趣味

が悪い」と声明のなかで軍は伝えた。「このタイプのユーモアはあるまじ

きもので、責められるべきである。」

Tシャツを着用する軍隊には懲戒措置が講じられることになると声明は

伝えた。

先週、身元不詳の兵士数名からの証言が表沙汰になった余波で、イスラエ

ル軍はガザでの行いのせいで自国で増大する批判に直面してきている。

ゆるんだ交戦規則をうけて、軽率に発砲することで子どもを含めるパレス

チナ人一般市民を軍が殺すのを、兵士らの証言が説明した。兵士らはまた、

一般市民の所有物の理由なき破壊も報告した。

何年もの間、イスラエルの町に発射されるロケット弾を終わらせるため始

められた3週間のガザ攻撃は1月18日終了した。パレスチナ当局者によ

れば、1400人のパレスチナ人が殺され、その大部分が一般市民だ。

イスラエル人の死者は13人、そのうち一般市民は3人である。

http://www.haaretz.com/hasen/spages/1073234.html

▲朝日新聞によると、Tシャツのひとつに、日本刀を持った男が立ち「わ

れわれの熱は冷めない。殺したことを確認するまでは」と書かれたものも

ある。

絵柄は兵士が考えて業者に発注。部隊単位で着用することが多いが、家の

周りをジョギングする際に着用する兵士もいるという。

(朝日新聞 2009年3月25日)

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■イスラエル軍が「人間の盾を使う」■ BBC NEWS

24 March 2009

ガザ攻撃は一般市民が密集して住むエリアでの軍事行動を意味した

国連調査団は、最近のガザ軍事攻勢で人間の盾として11歳の少年を使っ

たことでイスラエル軍を非難してきている。

砲火を浴びて数時間、少年に彼らの前を歩いて建物に入り、疑わしい包み

を開けるよう命じたと調査団の報告にはある。

交戦地帯の子どもの保護に監督責任のある国連チームは、同様の違反を

「何百」と見つけたと言う。

軍のモラルは「最高」だと言って、イスラエルは容疑を否認してきている。

イスラエルの国連大使は、パレスチナ人戦闘員によるイスラエル民間人攻

撃に精力を傾けることが「できないか、おそらく気が進まない」として、

報告を批判した。

主任調査員のスリランカ人弁護士 Radhika Coomaraswamyは、1月15日

のガザ近隣 Tel al-Hawaの少年の事件はイスラエルの法と国際法の違反だ

ったと言った。

また彼女の報告は、パレスチナ人の子どもに銃を撃ち、女性や子どもがま

だ中にいる家にブルドーザーのように押し進み、前の日に一般市民に入る

よう命じていたビルに集中攻撃を浴びせたことで、イスラエル兵らを非難

する。

父親が自宅から出るよう命じられて撃たれた、ある家族の事例を彼女は引

用した。兵士らはそのあと家の中の家族を狙撃して、子どもひとりを殺害

し、母親と3人の子どもを傷つける。

彼女の報告には、ガザ地区で国連職員らによって実証されてきた「数百

件の事件のほんの数例」が含まれるだけなのを彼女は付け加えた。

・倫理規範

イスラエル軍のスポークスマンは、不正確で政治的に動かされているとし

て、国連の調査結果を却下した。

「われわれはモラルと高い倫理規範が最高の軍隊だ」と Elie Isaacson司

令官は言った。

「報告は、われわれが直面するテロリストと他の脅威を故意に無視して軽

く見るのに、イスラエルの行動を調べろと要求する」と、イスラエル大使

Aharon Leshno Yaarは国連の47カ国人権評議会に断言した。

武力衝突で子どもを守るための事務総長の特使である、弁護士の

Coomaraswamyは、3週間のガザ戦争でパレスチナ人武装闘争グループ、

ハマスが人間の盾を使ったとの主張もまた国連が調査していると言った。

1月18日に終了した軍事行動の間に武器を持たないパレスチナ人一般

市民を殺害したことをある兵士らが認めた後、先週イスラエル軍部は予審

軍法会議を命じた。

医療当局者らはイスラエルの軍事攻勢で1300人以上のパレスチナ人

が死んだと言う。このうち何人が闘争グループに属する戦闘員なのかは知

られていない。

死者には440人の子ども、110人の女性、数十人の高齢者が含まれる。

イスラエルは人間の盾として一般市民を使うとハマスを責めてきている、

ハマスはそれを否定してきている。

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■ IDF(イスラエル国防軍)兵士はガザ救助者を狙い撃てと命じられる

戦争中、イスラエル軍が人命救助隊を撃てと命じられたことを説明する文

書も見つかっている。イスラエル軍によって接収されたパレスチナ人の家

で発見された文書には、「交戦規定:人命救助にも射撃を開始しろ」とあ

る。覚書はヘブライ語で手書きだった。

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■イスラエルのラビがガザ侵攻を宗教戦争に変えた

神から授かった土地で、「異邦人を厄介払いする」ためだと、彼らが言っ

たことを教化するため、イスラエル軍と密接に関係するラビたちが軍隊を

ガザに向かわせるようしきりと促したと、マクラッチーニュースサービス

が報じる。これはガザで戦った兵士の証言による。ラビからのメッセージ

が事実上、イスラエル22日間攻撃を宗教戦争に変えたと兵士は言った。

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■イスラエル人活動家がマフムード・アッバスの暗殺を要求する

著名な右翼のイスラエル人活動家が公然とパレスチナのマフムード・アッ

バス議長の暗殺を要求してきている。団体「 Women in Green」のナディ

ア・マタールは先週、「安全なイスラエルを求めるアメリカ人」が計画し

たニューヨークでのスピーチの最中にこの要求をした。

ナディア・マタール:「ヨーロッパに平和をもたらすために、何よりも先

にナチの邪悪さを破壊しなくてはならないのをあなた方は理解しないの

ですか?今日、私たちはすべてのテロリスト組織を亡きものにしなければ

なりません。私たちはマフムード・アッバスで口火を切って、他の全員、

すべてのテロリスト指導者を殺さなければなりません。」

ナディア・マタールはニューヨークのサフラ・シナゴーグで話をしていた。

シナゴーグのラビ、エリー・アバディは、「そのような憎むべき言明にぞ

っとした」と言って、マタールのコメントをとがめた。

(上の3つのニュースはデモクラシーナウ!3月23日ヘッドラインか

らの抜粋です)


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