■米国を拒絶せよ、そうすれば攻撃は止む■スカイニュース
14 October 2009

パキスタンのタリバンの新リーダーがその国の軍隊に、アメリカの
命令に従うのを止めよ、そうすればわれわれの攻撃は止むとの明確
なとるべき道を発してきている。

スカイニュースによって入手したインタヴューでは、ハキムラ・メ
スードが、ひとたびパキスタンにイスラム国家が作られればそこで
戦うためインドの国境に彼の兵を送るつもりだとも言った。

彼の言葉はパキスタンの隣国によっておそろしいこととみなされる
だろう。

テロ組織アルカイダが現金危機に苦しんでいたのに、タリバンは財
政的に繁栄していたとアメリカ財務省が宣言したとき、彼らが出現
した。

テロリストの資金調達に関して、アメリカ財務省の次官補デイヴィ
ッド・コーエンは、西側は首尾よくアルカイダの資金を打ち切った
と言った。

組織が影響力を失って十分に弱っているのをこれが証明してきてい
ると彼は言った。

これに反して、スカイニュースの調査が前に立証したように、タリ
バンはヘロインのような麻薬の販売と製造を通じて劇的に財源をテ
コ入れしてきている。

タリバンはまたアフガニスタンで合法のビジネスからみかじめ料を
強要してもいる。

集まった金は兵器や爆弾やアフガニスタンの連合軍と戦う新兵募集
に支払われることになる。

2009年前半、アルカイダはその新兵募集と訓練のテコ入れを助
けるため、公衆に金銭を4回訴えたとコーエン氏は言った。

強硬路線のイスラム教の掟を負わせたがるパキスタンのタリバンは、
2007年半ば以降のパキスタン全土の暴力のうねりに責任を負っ
てきている。

軍部や政府や外国の標的をねらった自爆攻撃はもちろん、グループ
は2007年後半のベナジール・ブッド前首相殺害で告訴された。

http://www.foxnews.com/story/0,2933,565985,00.html

■パキスタン武装勢力が犯行声明 WFP事務所のテロで■
共同通信 2009年10月6日

パキスタン北西部部族地域を拠点とするイスラム武装勢力「パキス
タンのタリバン運動」は6日、首都イスラマバードの国連専門機関、
世界食糧計画(WFP)の事務所で5人が死亡した5日の自爆テロ
について犯行を認め「今後、さらに多くの自爆攻撃を行う」と宣言
した。

同運動のハキムラ・メスード司令官はテロ前日の4日、パキスタン
人記者らとの会見で、8月の米軍無人機による爆撃で同運動のベイ
トラ・メスード前司令官が殺害されたことへの復讐として、「パキ
スタンと米国で反撃する」と述べていた。5日のテロは前司令官殺
害の報復の可能性が高まった。

同運動の報道官は6日、一部のパキスタン人記者に電話で犯行声明
を伝えた。

報道官はWFPを狙った理由について、同運動の拠点であるワジリ
スタン地区での米軍などによる「残虐行為」に見て見ぬふりをし、
米国を擁護していると指摘。

隣国アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンを支援するとした上
で、「(アフガンの)タリバンはオバマ(米大統領)と対決する準
備ができている」と述べた。

▲ハキムラ・メスード司令官:
パキスタンのタリバン運動(TTP)は2009年8月22日、新司
令官としてハキムラ・メスード氏を任命したことを宣言した。
TTPの第一副代表(Maulvi Faqir Mohammad)は電話取材に対し、
「42人のタリバン幹部からなる最高委員会が行った会議において、
ハキムラ氏が新司令官に選ばれた。また、Azam Tariq氏は新スポー
クスマンに選ばれた」と語った。
第一副代表はまた、「パキスタン政府と米国はタリバンのベイトラ・
メスード司令官が今月5日にパキスタン北西部の南ワジリスタンで、
米軍の無人攻撃機によるミサイル攻撃を受け死亡したと信じている。
しかし、ベイトラ・メフスード氏は重病を患ってはいるが、まだ生
きている。」と述べた。
ハキムラ氏の年齢はおよそ30歳。ベイトラ・メスード氏の元側近
で、彼のスポークスマンを務めたこともある。オラクザイ・カイバ
ル地区のタリバン組織を担当し、TTPの機動指揮官とされてきた。


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