■すさまじいイスラエルの急襲が糾弾を引き出す■

イスラエルのネタニヤフ首相は、ガザに支給品を運ぶ船団への急襲
の後、オバマ大統領と会う予定をキャンセルした。

(ニューヨークタイムズ紙 01 June 2010)

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■ミニ・キャストリード作戦■イスラエル紙ハーアレツ(Haaretz)
 01 June 2010 by Gideon Levy

もう何を見ても驚かない公園、「ミニ・イスラエル」のようだが、
もっと小規模のミニ・キャストリード作戦(2008年12月27
日イスラエルが開始したガザを強襲する非人道的作戦)に昨日、イ
スラエルは乗り出した。もっと大規模な勝ち目のない前任の作戦の
ように、この作戦には、始めたのは彼らであってイスラエル領海か
ら遠く離れた公海上の船にヘリコプターから上陸した奇襲部隊では
ないとの、いつもの虚偽の主張がすっかりあった。最初の暴力行為
は兵士たちからではなくてMavi Marmara号の騒ぎまわる活動家だ
った、ガザ封鎖は合法でガザ沖の小型船団が違法なのだとの主張が
あった。神はどれが法か区別がつく。
 
「彼らが私たちにリンチを加えた」や、すべての死者が私たちの側
だとの、自己防衛の主張が重ねて出てきた。また今度も暴力と度を
超えた致命的戦力がはたらいて、また今度も一般市民が死んで終わ
ることになった。

この行動はまた、あたかも説明するなにがしかがあるかのように、
「広報活動」にどうしようもない焦点をあてて扱った、そしてなぜ
兵士たちはもっと武力を使わなかったのかと、重ねてうんざりする
質問がなされた。

イスラエルはまた、重い外交上の代償を支払うことになる。重ねて
イスラエルのプロパガンダマシーンは洗脳されたイスラエル人だけ
をうまくいいくるめて信服させている、また今度も、それはなんの
ためだったのか?私たちの兵士はなぜこのパイプとボールベアリン
グのわなに陥ったのか?私たちは何を得たのか?とは、誰も質問し
なかった。

私たちに向けられる世界の態度でキャストリード作戦がターニング
ポイントだったなら、この作戦は、見たところ進行中のシリーズの
二番目のホラー映画だ。昨日、イスラエルは最初の映画からなにも
学んでいなかったことを証明した。

昨日の大失敗は止められたし止められるべきだった。この小型船団
は通過を許されてしかるべきだし、封鎖は終わりになってしかるべ
きだった。

これはずっと前のこと。4年でハマスは弱ってきていないし、ハマ
スに拉致されたイスラエル兵Gilad Shalitは解放されなかった。かち
えたものの徴候すらなかった。

そして、代わりに私たちにはなにがあるか?急いで完全に他に類の
ない国になっている。ここは、知識人を追い返し、平和活動家を狙
撃し、ガザを孤立させるところで、いま自らが国際封鎖にあるのに
気づく。また今度も、なにも初めてではなく、イスラエルはますま
す母艦から独立して、世界との接点(世界の現状把握)を失ってい
るように思える。世界はイスラエルの行動を認めず、イスラエルの
動機を理解しない。

昨日、地球には、破壊的な乗っ取りについてけっこうなことばを言
えた徴兵されたコーラスがあるだけでほかにはニュースマンもアナ
リストも、誰もいなかった。

イスラエル国防軍もまた悪人に見えることが重ねて明らかになった。
魔法はずっと前に消えてなくなった、また今度も、世界一の軍隊だ
った世界で最も人道的な軍隊が重ねてしくじった。いよいよ、大目
的(主義)に触れるほぼすべてがイスラエルを害するとの感触があ
る。


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