■ オバマは歴史に残る保証をイスラエルに提供した■Ynet
31 May 2010 by Attila Somfalvi

米国の承認によって、核施設が視察されなければならない国として
イスラエルを指名する核拡散防止条約(NPT)再検討会議の前例の
ない決定に続き、イスラエルの戦略上の能力のためオバマ大統領が
ネタニヤフに疑う余地のない言質を提供したと政府職員は主張する。

核拡散防止条約(NPT)再検討会議によって進められる中東非核化
構想の米国の承認の結果として、政府職員らはなんとか落ち着かせ
るメッセージを送ろうとしている。ベンヤミン・ネタニヤフは最近
の緊張のまっ最中に今週末ホワイトハウスでバラク・オバマ大統領
と会うことが予定されている。(ネタニヤフはガザ支援船団急襲で
これをキャンセル)

「イスラエル国家の戦略上の抑止能力保存のため、ネタニヤフ首相
はオバマから疑う余地のない保証を受け取ってきている」と政府の
上級職員は言った。「これらの請け合い(言質)には、戦略上の取
り決めの道筋で米イスラエル関係の歴史において重要なアップグレ
ード(向上)が含まれる。」

核拡散防止条約(NPT)再検討会議によってくだされた決定はイス
ラエルのきわめて重大な利益を害するものではないと米国が事実上
イスラエルに約束していたのに、情報筋は注を付けた。

金曜、核拡散防止条約の189の加盟国は、核施設が視察下に置か
れなくてはならない国としてイスラエルを指名することを含める核
軍縮に向かう長い道のりで小さな進歩の詳細な計画を採択した。

28ページの最終文書は長い会議の最終日に合意によって採択され
た、40年の核拡散防止条約(NPT)の目標を検討し、前に進める
ため、5年ごとに会議が招集される。

政府職員は、核拡散防止条約(NPT)決議案がイスラエルの安全保
障に実際的な影響がないことを、ネタニヤフがここ数カ月かけて確
実にしてきていることにも言及した。

「この活発な動きには首相とアメリカ大統領とのあいだの接触、イ
スラエルのさらに低い戦略的ランクとアメリカの対照物とのあいだ
の首相官邸とホワイトハウス間の毎日の激しい接触が含まれた」と
政府職員は言った。

彼はまた、いわばこれらの奮闘の一部としてネタニヤフがワシント
ンでの核拡散防止条約(NPT)再検討会議に出席しないことを4月
には決めており、エフード・バラク防衛相がその後すぐにホワイト
ハウスでオバマと問題を議論したことも付け加えた。

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■ガザをめざす自由の小型船団へのイスラエルの武力攻撃で
 全世界にわたる非難
 少なくとも10人が死亡、数百人が拘束されたままおかれる■

デモクラシーナウ!1 June 2010

ガザ沿岸から約40マイルの公海(国際的領海)でフリーダムフロ
ッティラ(自由の小型船団)と呼ばれるガザ行きの国際支援船団を
イスラエル兵士らが強襲したのは5月31日(月曜)早朝でした。
6隻の船には700人ほどのインターナショナルの活動家が乗船し、
1万トンの人道支援物資を積み込んでいました。船団はガザ地区の
3年の長きにわたる包囲を突破しようとしていました。

イスラエル奇襲部隊は約600人の活動家が乗船していた、船団の
先頭を行くトルコの「Mavi Marmara」号に(ヘリコプターから)
着陸しました。船に乗っていた少なくとも10人から19人までの
一般市民がその攻撃で死んでいると伝えられてきています。イスラ
エル軍は「Mavi Marmara」号と5隻の船を押収してアシュドッド
港への拿捕に取りかかりました。数百人の活動家がイスラエルの刑
務所に拘留されています、そして他に50人ちかくが国外追放され
てきています。

国連安保理は攻撃を非難して、イスラエルによって拘束される船と
一般市民の即時解放を要求してきています、そして偏らない調査を
要求してきています。米国を除くすべての安保理常任理事国がイス
ラエルの3年のガザ地区封鎖を解くよう明確に要求しました。
トルコはイスラエルの行動を国家テロになぞらえてきています。

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■ 世界的ないきどおりが増大するとともに、
 イスラエル国連大使代理は、小型船団について「危険」を
 引き合いに出してガザ支援船への破壊的攻撃を擁護する

イスラエルの国連大使代理ダニエル・カールモンがデモクラシーナ
ウ!と話をして、国際的な領海で少なくとも9人が殺されたガザ支
援小型船団へのイスラエルの攻撃を擁護します。「ある供給源から
発する危険の可能性があるとき、封鎖を強化するためにイスラエル
は国際法でまったく合法である処置、海上封鎖を強化しました。
そして今回がまさにそのケースでした。」

■ ガザ支援・破壊的攻撃のイスラエルの説明は「窓の網戸
のように穴だらけ」
ーー元アメリカ大使エドワード・ペック

元アメリカ大使エドワード・ペックが、イスラエル軍によって攻撃
を受けたガザ支援小型船団に乗っていました。少なくとも9人が殺
されて多数が負傷しました。攻撃についてイスラエルの説明は「真
実をねじまげて」おり、窓の網戸のように穴だらけ」だとペックは
言います。

(以上、デモクラシーナウ!2 June 2010)


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