■イランの核施設を攻撃することで
 サウジアラビアがイスラエルに澄んだ空を提供する■

 Times 12 June 2010 by Hugh Tomlinson

イランの核施設を空爆するイスラエルのジェット機に権限を与える
ため、国の防空体勢を解く試験をサウジアラビアが実施していると
タイムズ紙が明らかにしている。

国連安全保障理事会がテヘランに新たな一連の制裁を負わせる週、
イランに及ぶ爆撃距離を短くするためサウジ北部領空の限定された
空路をイスラエルが使用するのを認めることにリヤドが承知してき
ているとアラビア湾の防衛筋は話す。

妨害されない通過をイスラエル爆撃機に請け合うため、リヤドは自
国のジェット機が緊急発進させられたりミサイル防衛システムが作
動しないのを確かめる試験を断行してきている。かつてイスラエル
は、王国の防空がフル警戒態勢に戻るのを経験をする。

「サウジ人はイスラエル機が横切る許可を与えてきており、サウジ
人は見て見ぬふりをする」と領域のアメリカ防衛筋は言った。「彼
らはすでに、彼らのジェット機が緊急発進せず、誰も撃墜をくらわ
ないのを確かめる試験を行ってきている。アメリカ国務省の一致を
済ませた一切合切がこれには含まれる。」

もしイスラエルが空襲を始めると決めるなら、手はずは適当にとい
うのが王国の防衛陣内の共通認識だとサウジアラビアの筋は話す。
両国政府間の緊張状態にもかかわらず、サウジとイスラエルはテヘ
ランの体制に対する共通の嫌悪と、イランの核の意欲に対する共通
の不安を共有する。「以上述べたことはすべて心得ている。私たち
はイスラエル機を通過させ何も見ない」と筋は言った。

イランに対するどのような空襲でも、4つの主要攻撃目標はNatanz
とQomにあるウラン濃縮施設とIsfahanのガス貯蔵開発とarakの
重々しい水冷式原子炉になる。二次的な攻撃目標にはBushehrの軽
水原子炉が入る。完成したとき、それは兵器級のプルトニウムを産
出できた。

攻撃目標はイスラエルから2250キロほど先にあり、それは爆撃
機の射程距離の上限だ。サウジアラビア北部を横切る解禁された空
路はかなり距離を短くする。空襲には爆撃機の多様な波動を伴うこ
とになり、もしかするとヨルダン、サウジアラビア北部、イラクに
及ぶ。湾岸にあるBushehrの空爆は南西部から攻撃するためクウェ
ートの下を勢いよくいくこともあった。

イラクを横切ることでは、少なくともワシントンから空襲のための
黙約を必要とするだろう。これまでオバマの政府は、イランの核の
野心を押さえることでは外交上の解決を追い求めるとして是認を与
えるのを断ってきている。イスラエルは、アメリカとアラブ世界か
ら合意を得るのに不成功との理由でこれを控えてきているだけだと
軍事アナリストは言う。要所の核施設をノックアウトするのに空襲
だけで事が足りるのか軍事アナリストは危ぶむ。その施設は重く要
塞化されており、地下深くか、山岳内にある。けれど、もし最新の
制裁が効果ないと判明すれば、イスラエル政府からワシントンに戦
争を認めろとの圧力が深まるはずだ。イスラム共和国の核保有プロ
グラムを停止しようとの努力で、またしても国連安全保障理事会が
粘り強い制裁を負わせた後、イランはウラニウムを強化し続けると
断言した、テヘランは市民のエネルギー資源の目的だけを志すもの
と主張する。アフマディネジャド大統領は国連決議を「使い古した
ハンカチ、ごみ入れに投げられるべき」と説明してきている。

イラン空襲の経緯について昨日イスラエル当局はコメントを拒否し
た。ベンヤミン・ネタニヤフ首相はイラン空襲を規定するのを拒ん
できている。イスラエル爆撃機のためのサウジ飛行経路のオプショ
ンについて尋ねられ、2006年まで軍事諜報局を率いイラン攻撃
をシミュレートする実戦演習に関係したAharaon Zeevi Farkashは、
「イランの核兵器保有数ではイスラエルが恐れる以上にサウジアラ
ビアが怖がっているのを心得ている」と言った。

2007年、イランの主要な地域同盟国シリアによる建設が疑われ
る原子炉を攻撃するのに、イスラエルはトルコ領空を使うのが常だ
と報じられた。トルコは公然と自国の領空「侵犯」に対し抗議した
とは言え、イランのはるかに重要でより禁断に適切な核の現場を攻
撃するための模擬演習と多くがみなすものに、見て見ぬふりをして
きているのは検討がつく。

エジプト、サウジアラビア、ヨルダンは、ともかくイランの核兵器
保有量について欧米同様に心配するとイスラエル諜報機関モサドの
専門家は言う。イランへの警告とありうる攻撃を見越す両方で、前
年内にイスラエルは紅海に配置するためスエズ運河を通過して核弾
頭を発射する能力がある少なくとも1隻の潜水艦とミサイル級の軍
艦を派遣してきている。イスラエルの新聞は昨年、元首相エフード・
オルメルトを含めて、高官らがイラン問題を話し合うためサウジア
ラビアの対応者らと接触してきていると報じた。また、モサド長官、
メイール・ダガン(Meir Dagan)が昨年、爆撃のあいだリヤドがサ
ウジ領空を妨害するイスラエルのジェット機を見て見ぬふりすると
の確約を獲得するため、サウジアラビアの諜報機関職員と会ったこ
とも報じられた。どちらの政府も報道を否定してきている。

http://www.informationclearinghouse.info/article25698.htm


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