■ イスラエル批判に対して
シオニスト報道機関はどんなふうに反応を示すか■

エルサレムポスト紙 15 Nov 2010 by ジョニー・ポール

英国の政治家:"イスラエルはテロの根本的原因"

どうして世界がイスラエルのパレスチナ人に対する処遇を続けるに
まかせるのかをイギリスの自由民主党議員が尋ねるーー それは、
"ホロコーストの罪の意識でしょうか?"

党はイスラエルについて誤解していたと党首が言ったのと同じ週、
自由民主党の政治家によるイスラエルに向かっての2度目の攻撃で
Jenny Tongeは、イスラエルのパレスチナ人に対する処遇は世界中
に広がったテロリズムの根本的な原因だと主張した。

もしかすると、"ホロコーストの自責の念"が、この処遇をいつもノ
ーチェックにさせるのではとTongeは言って、UKとUSにおける親
イスラエル・ロビー(圧力団体)の支配力でもあるかもしれないと
付け加える。

自由民主党の議員は、貴族院(上院)の戦略的防衛と安全保障再検
討の席上で意見を述べていた、そしてそれは、国家安全保障戦略で
なんであるかを明らかにされる最優先事項をどうやって英国政府が
果たすかを詳しく説く。

世界の紛争防止の問題に対して次いでTongeは言った:「カシミー
ルやパレスチナのような問題が、ますます世界各地でイスラム教徒
を遠ざけているのは、私たちすべてにとって恥です。」

「イスラエルによるパレスチナ人の処遇は、欧米がイスラム教徒を
どんなふうに扱うかの見本として引き合いに出されます、そして世
界的なテロ行為の根本的な原因になります。」と彼女は言った。

「(4人組の中東特命全権公使)トニー・ブレアですら、現在これ
を公然と受け入れてきています」と彼女は主張した。

「なぜ私たちはそれを続けるさせるのですか?ホロコーストの罪の
意識ですか?私たちは当然やましいです、言うまでもなくそのはず
です。ここや米国の親イスラエル・ロビーの支配力ですか?」貴族
院議員は、英国が喜んでイスラエルのイラン攻撃を助けると皮肉屋
(敵意を持った人たち)は考えるかもしれないと続けて言う。

「または、おそらくイランのような国々に対して攻撃を始めること
から、中東にイスラエルという航空母艦がある必要なのですか?す
でに私たちには完全武装で戦闘準備のできた、ただしイスラエルの
機嫌を損ねない、決定的に有利に働く地位に固定された状態のアー
クロイヤルがあるからには、皮肉屋はそれが帝国軍艦(HMS)アー
クロイヤルとハリーズ戦闘機なしで済ませられる(英国の防衛削減
の一部として)理由であるとするかもしれません」と彼女は言った。

終生の反イスラエル活動家であるTongeは続けて言った:「イスラ
エルの国民には気の毒に思う所もあります。 彼らの政府の政策がそ
の国をたくさんの世界の問題の原因にしてきています、それにもか
かわらず、現在彼らは欧米にとって反撃するための基地や救済とし
て守備の中央とみなされています。」

党はTongeのコメントから距離を置いてきている。「自由民主党の
見解を反映していない」とスポークスマンが土曜日エルサレムポス
ト紙に語った。「いやそれどころか、先週ニック・クレッグ党首は、
平時にも無事に繁栄するイスラエルの権利は、自由民主党としては
交渉できないと強調した。」

先週、 自由民主党の貴族議員フィリップス卿は議会における急進的
な反主流派パレスチナ連帯キャンペーンの会合で、「ホロコースト
という理由でヨーロッパはイスラエルについてまともに考えること
ができない、そしてアメリカはよく組織化されたユダヤ人のロビー
(政治的圧力団体)にしっかり支配されている」と言った。

これら2つの出来事は、 自由民主党の党首で副首相のニック・クレ
ッグが、イスラエルの自由民主党支持者の会合で、彼の党がイスラ
エルに対して誤解してきたと話したのと同じ週に生じた。

「私たちが常にこれに関してはっきりと意見を述べてきていると私
は確信していない、それでたった今もう一度言わせてください、平
時にも無事に栄えるイスラエルの権利は自由民主党としては交渉で
きないと。」

「イスラエルのように、そのように絶え間なくその生存権に異議を
唱えられる国はほかにひとつもない、取りも直さず耐え難いことで
ある。紛争に対して全部の政党によるイスラエルの完全できちんと
した承認を含めずに、中東の問題に解決はありえない」と彼は言っ
た。

「パレスチナの住民にとって公正さを求めて運動をすることが自由
民主党から大声ではっきりと聞こえてきている、そしてそれには、
同じ程度に大声で同じ程度に疑う余地なく、イスラエルによって直
面する安全性への挑戦の意識と、絶え間なく直面する脅威に対して
自衛するイスラエルの権利というのとが、常につきまとってくるだ
ろう」とクレッグは付け加えた。

2月、ハイチでイスラエルの医療チームが地震被災者の臓器を"集め
た"との申し立てを論破するためにイスラエルは調査を設置したと
Tongeがほのめかしたあとに、クレッグは上院の健康スポークスウ
ーマンとしてTongeを解雇した。

イスラエルに対する彼女のコメントで自由民主党の政治家が党によ
ってクビにされるのはなにも初めてではない。 2006年、当時の
党首メンジズ・キャンベルは、「親イスラエルの圧力団体が西側世
界でその支配力と財政上の支配力をしっかり掌握してきています。
彼らはわが党で恐らく一定の支配力をしっかり掌握してきているで
しょう。」と彼女が言ったあとに、「はっきりした反ユダヤ主義の
含蓄」だと彼女を責めて、Tongeから党を分離して考えた。

2004年、自殺爆弾犯(suicide bomber)になることを考慮に入
れたいくらいだとほのめかしたあとに、Tongeは児童問題に従事す
るスポークスウーマンを解雇された。

△原文はここに↓あります
http://www.jpost.com/International/Article.aspx?id=195207


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