■Wikileaksが激しく狩り立てられる?■国境なき記者団
04 December 2010

アメリカの外交公電に専念するウェブサイト
「cablegate.wikileaks.org」に向けられる遮断するサイバー攻撃と
政治的圧力を「国境なき記者団」は厳しく非難する。当会はまた、
WikiLeaksとその創設者ジュリアン・アサンジに関して、アメリカ
当局によって用意されるかなりの極端なコメントに気をもんでもい
る。

Amazonから追い出されたあとにWikiLeaksはフランスのインター
ネット会社OVHのところでそのコンテンツの一部として急場の助
けとなる場所を見つけた。だが本日、フランスの産業・エネルギー・
デジタル経済相エリック・ベッソンが、フランス政府はサイトの受
け入れを禁止する道について考えてみたと言った。WikiLeaksはま
た、このところドメインネーム提供者EveryDNSによって外されて
もいた。そうした中で、タイや中国を初めとする表現の自由や情報
の自由を不問に付す点でよく知られるいくつかの国々が
「cablegate.wikileaks.org」へのアクセスを遮断してきている。

これは私たちが初めて遭遇してきている、透明性の原則に専念する
ウェブサイトを検閲して削除する国際社会レベルの試み(攻撃)だ。
表現の自由に関して彼らの思慮深さを急に中国のそれと横並びに追
いやるフランスやアメリカ合衆国のような国々を発見して私たちは
衝撃を受ける。フランスやアメリカ合衆国にあってはウェブサイト
が閉鎖されるべきかどうかを決めるのは、政治家ではなく、裁判所
の義務だと私たちは指摘する。

そうした中で、二人の共和党上院議員ジョン・エンサインとスコッ
ト・ブラウン、無所属のリーバーマンとが、米国軍人の名前と諜報
機関の情報提供者の名前を掲載することを違法にしようとの法案を
提出してきている。WikiLeaksやその創設者に対する今後の起訴を
これが容易にできた。けれども、刑事捜査はすでに進行中で、多く
のアメリカの政治家がやかましくアサンジの逮捕を要求している。

「国境なき記者団」はアサンジを追い回すこの決定をひたすら厳し
く非難するしかなく、WikiLeaksには米国憲法修正第1条のもとに
これら文書を掲載する権利があり、それどころかジャーナリストと
すぐれた読者に利用できるようにすることで有意義な役割を演じて
いるとの確信を繰り返すしかない。

この大量の文書を広める自由に対するどんな制限も、活字メディア
全体に影響することになるのに私たちは重きを置く。活字メディア
はWikiLeaksによって利用できるようになった情報に詳細な報道の
規模を与えてきている、と同時に、掲載に向かっての準備で一流の
国際的な新聞5社が積極的に力を合わせる。

「国境なき記者団」はまた、インターネットサービスプロバイダー
とホスティング会社はオンラインにある状態のコンテンツを選ぶこ
とで何の役割も演じるべきでないというのに従って、オンラインの
自主独立と"インターネット不介入"の原則を絶えず擁護してきてい
ることを強調したい。

△原文はここに↓あります
http://en.rsf.org/wikileaks-hounded-04-12-2010,38958.html

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■WikiLeaksサイトのスイスのホストがオフラインにしろとの圧力
を簡単に片づける■
ガーディアン紙 04 December 2010

フランスと米国の要求にもかかわらず、スイスのホストSwitchは、
なぜWikiLeaksをインターネットから強制的に取り除かなければな
らないか、"一つも理由がない"と言っている。

サイトをインターネットから強制的に取り去れとの強くなる国際的
要求をスイスがしりぞける今夜、WikiLeaksは元気づけ(支援)を
もらった。

リークされるアメリカ大使館の公電を掲載してきている告発者サイ
トは、そのメインサイトである「WikiLeaks.org」の米国ホストが
高じる政治的圧力に続いて打ち切ったあとに昨日、ドメインネーム
を「WikiLeaks.ch」に変更することを余儀なくされた。

今日、フランスと米国のSwitchからの要求にもかかわらず、無理や
りオフラインにしなければならない"理由がない"と言った新しいス
イスのホストSwitchは、150万あまりのSwiss.chドメインネーム
にもかかわらず、スイス政府によって設立される非営利登録機関だ。

WikiLeaksにとって最重要な寄付金手段、eBay所有のペイパル
(PayPal)が「不法行為」を引き合いに出してサイトとのリンクを
終わらせたわずか数時間後にこの再保証が届く。25万点の秘密の
米国外交公電の公表の結果として起こる、すべての会社と組織に
WikiLeaksとの関係を終わらせろと要求するアメリカに、昨日フラ
ンスが加わった。

サイトに代わって今年早くにドメインネーム「WikiLeaks.ch」を登
録したスイス海賊党(Swiss Pirate Party)は、Switchがサイトを
遮断するつもりがないことを党に再保証していたと言う。

リベラルな政治グループの国際メンバーに対してスイス海賊党の総
裁デニス・シモネットが送ったEメールには、「私は何分か前に朗報
を得た:.chドメインの登録機関Switchが、wikileaks.chを遮断する
理由がないと私たちに知らせた」とあった。

英国に拠点を置く海賊党のリーダー、ローレンス・ケイが今夜ガー
ディアン紙に語った:「たった今、海賊党インターナショナルには、
WikiLeaksにアクセスするのを可能にするという欠くことのできな
い役目がある。願わくば、ほかの政治家のだれかに同じガッツがあ
ったらと思う。」

「情報をもった直接的に関与している民主主義には前提条件の情報
へのアクセスとして私たちはWikiLeaksの計画を支持する。」

ガーディアン紙と他の国際的メディア機構4社に対して国家機密を
扱う外交公電のキャッシュを公表して以来、WikiLeaksはオンライ
ンにとどまろうと懸命に努力してきている。世界最大のオンライン
購入先、Amazonは、米上院の国家安全保障委員会ジョー・リーバ
ーマン議長の参謀によって接触されたあとに木曜、そのサーバーか
らサイトを外した。

サイトのアメリカのホスティングプロバイダーEverydns.netは、昨
日、一週間未満で3度目としてサイトを無理やりオフラインにさせ
た。不明のオンライン活動家による一連の「広範囲にわたる攻撃拒
否」が、さらにサイトを間欠的に屈服させる。

WikiLeaksの創設者ジュリアン・アサンジは、その決定を米国にお
ける「国家検閲の民営化」と説明した。週ずっと続けられてきてい
る攻撃が、「ほかの50万のウェブサイトへのアクセスを許容する
EveryDNS.netのインフラの安定度」をおびやかしたと
Everydns.netは言った。

△原文はここに↓あります
http://www.guardian.co.uk/media/2010/dec/04/wikileaks-site-swiss-host-switch


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