■法を守らないワイルドウェストがWikiLeaksを攻撃■Salon.com
by グレン・グリンウォルド

あのリークのいずれかのため、組織もジュリアン・アサンジも起訴
することで法律の専門家は一致する、それは困難極まりないだろう。
この事実にもかかわらず、彼らに分配されてきているとにかくかな
りのひどい仕打ちや、おびやかされてきていることに注意しよう。

http://www.salon.com/news/opinion/glenn_greenwald/2010/12/06/wikileaks/index.html

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■WikiLeaksを批判する人のモラル基準■Salon.com
02 December 2010 by グレン・グリンウォルド

WikiLeaksの暴露について、タイム誌のジョー・クラインが次のよ
うに書く:
ジュリアン・アサンジの子供じみた爆発について、私はものすごく
心配する... たとえ1人の在外国民がリークされたケーブルのため
に追跡されて刑務所に入れられても、この全くの"自由奔放"の無政
府主義の行動は、人類の災難として踏みとどまる。アサンジは犯罪
者だ。彼こそムショ暮らしをしなければならない人だ。

あなたには本気でそんな原則があるのですか?WikiLeaksのすっぱ
抜きのためにたとえ「一人の在外国民が駆りたてられ刑務所に入れ
られても」、それどころか「誠実な人」ですよ、次に全くのWikiLeaks
の大仕事が「災難」であると証明されて、「アサンジは投獄されな
ければならない犯罪者」だと。それはかなり厳格なモラル基準です。
同じように、どこかほかの所にそれを当てはめさせてください:

少なくとも、一生として地球が経験してきた自由奔放で最も破壊的
な「無政府主義の行動」、クラインが支持したイラク攻撃というと
ころの「人類の災難」はどうなのか?それは「一人の在外国民」の
投獄にはならなかった、それどころか、10万人以上の罪のない人
間の死、そのうえ数百万人の移動、2600万の民の国家の破壊に
なった。その自由奔放で無政府主義の行動を支持した彼らも、少な
くともその死刑執行に責を負うべき彼らもまた、「投獄されなけれ
ばならない犯罪者」ですか?

マルチなジャーナリストや、政府が全く無実だったのを知っていた
大勢を含めて、米政府が罪名(告訴)なしに幾年も投獄した(しか
も投獄され続ける)、そしてその間中クラインがそんなことはなか
ったと国際社会に請け合った、拷問を強いられた向こう側の人間に
ついてはどうお考えですか?またはイエメンでのクラスター爆弾の
使用についてでも、パキスタンでの一般人殺しの無人機についてで
もどうお考えか?これらの行動がもとで非常に高い罪のない人の死
の原因である彼らも、「投獄されなければならない犯罪者」ですか?

△原文はここに↓あります
http://www.salon.com/news/opinion/glenn_greenwald/2010/12/01/wikileaks/index.html

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■うそつき癖とウソに没頭する政府■ICH
02 December 2010 by ポール・クレイグ・ロバーツ

WikiLeaksとその創設者ジュリアン・アサンジに対する反応は、実
はダークエイジ(暗黒時代)に先祖返りの、われらが"近代"世界の
まったくの堕落について私たち全員が心得ている必要があることを
教える。

だれかアメリカ合衆国政府の一員が、現在議論の的となる文書を
WikiLeaksに譲渡した。文書は議論がましい、というのもそれらが
公務上の米国の文書でその国家理由(不当な行為を正当化する公益
上の理由)が他のすべての政府を管理するためという、米国政府が
二枚舌の実体であるのをあまりにはっきりと示すからだ。

単に米国のみならず英語を話す世界とヨーロッパのすみずみまでも
メディアはWikiLeaksに対してその敵意を示してきている。理由は
すぐ分かる。WikiLeaksは事実を明らかにする、だが一方メディア
は米国政府とその傀儡(手先)国家をかばう。

WikiLeaksから本来のデータを読めるときにほんの少しでも分別が
あれば、そりゃ誰がメディアを読むだろか?並みのアメリカ人記者
と編集者は、ジュリアン・アサンジによって彼や彼女の臆病がその
ようにはっきりとむき出しにされるのを非常に怒ったに違いない。
アメリカのメディアは売春婦、ところが、WikiLeaksの血管を戦士
の勇気のある血液が走り抜ける。

米国政府の犯罪を漏らすとあって、ちょうどアメリカの政治家がブ
ラッドリー・マニングを処刑したがる時に、彼らはジュリアン・ア
サンジが処刑されるのを望む。過去数日、アメリカ連邦議会にいる
さらに札付きのバカたれが、アサンジを「アメリカの売国奴」と吊
し上げてきている。何たる無知。アサンジはオーストラリア人だ、
アメリカ市民ではない。アメリカの売国奴であるには国籍がないと
いけない。アメリカ人がオーストラリアの売国奴のはずがない以上
に、オーストラリア人がアメリカの売国奴のはずがない。ここまで
わかっているべきと、ロビイストの代表であるその低能に期待はす
るな。

とっくに耐えがたいアメリカの面汚しに加えて、アーカンソーの知
事だったレッドネック(偏狭な保守派白人)のバプティスト派牧師、
共和党の大統領候補指名まで3位につけていたマイク・ハッカビー
は、アサンジの死刑執行を要求してきている。
(http :// www.guardian.co.uk/ world/ 2010/ dec/ 01/ us-embassy-cables-executed-mike-huckabee)
つまりこの点で私たちにはオーストラリア市民を殺すことを米国政
府に要求する聖職者がいる。加えてアメリカ人は、その他の世界が
どうしてアメリカ人のずうずうしさをひどく嫌うのかいぶかる。

米国政府からWikiLeaksにリークされるデータは、米国政府が犯罪
組織の一員のきわめていかがわしいギャングであることを示す。米
国のイラク侵略のため、いかにしてトニー・ブレア元首相を巧みに
扱って英国政府を欺き傭兵に陥れたかに従事する政府のチルコット
調査を米国政府は英国のブラウン首相に"片づけて"もらうことがで
きた。公表される外交公電のひとつにはイギリス国防省役人ジョン
・デイがブラウン首相の政府は「あなたがたの利害関係を守るため、
適切に対処してきている」とアメリカ合衆国政府に保証する言い交
わしがある。

米国政府がスペインのサパテロ首相をおどして、イラク戦争も他の
批判もやめるよう彼に言い渡すのをほかの公電が教える。つまり、
本当に、よくもまあ、これら外国政府に対し彼らが君主だとするも
のであるかだ。

米国にあごで使われるのは外国の政府ばかりでない。Amazon.com
もまたそうだ。米上院で最もイスラエルの影響力を持つ上院議員、
コネティカット選出のジョー・リーバーマンは、WikiLeaksのコン
テンツを会社のホスティングサービスから追い出させるため、アマ
ゾン(Amazon)に十分に確かなおどしを伝えた。
(http :// news.antiwar.com/ 2010/ 12/ 01/ facing-lieberman-boycott-amazon-ousts-wikileaks/)

そのようにその点でだれでも思いつく。 一方では米国政府と売春す
るアメリカのメディアは無数の文書に目新しいものは何もないと宣
言する、それにもかかわらず、他方では共にWikiLeaksとその創設
者を潰すためあらゆるストップをかける。言うまでもなく米国政府
の否定にもかかわらず、文書はきわめて損害を与えている。米国政
府が偽って触れ込むものとは違うことを文書が明らかにする。

アサンジは隠れている。彼はCIAとモサド(イスラエル諜報機関)
の暗殺を恐れる。おまけに彼の心配事に加えて、スウェーデン政府
が先に信憑性がないので却下していた性的罪状について、恐らくア
メリカの説得とマネーの結果、スウェーデン政府がその意向を改め
てきている。もしも報道が正しいならば、もしかするとCIAまたは
モサドのアセッツかもしれない2人の女性が、アサンジに対して性
的罪状を持ち出した。彼と合意による性交をしていたけれども、コ
ンドームが破れたとき、やめてと頼んだのに彼はやめなかったと、
一人の女性は主張する。

少しこれについて考えてみよう。すっかりうんざりしている男性ポ
ルノスターは別として、オルガスム(興奮の頂点)またはオルガス
ムに近づく間際にどれほどの男性がやめられるか?アサンジが性行
為中だったということを、どういう理由で知っているのか?

事実に対して少しでも整合性と責任があった実の政府が、そんな薄
っぺらな罪状に基づいて、われらの時代の最重要な真実の話し手の
評判をどうしてもけがそうと努めた?
 
言うまでもなく、スウェーデンは米国のもう一つの取るに足らぬパ
ンク野郎の傀儡政権になってきている。

もはや最も厚かましいやり方でウソをつくのを躊躇しないほど、遠
く過去にさかのぼって米国政府はウソをつくことを言い抜けてきて
いる。国連安全保障理事会の職員と国連事務総長に対してスパイす
ることを米国の外交官にあからさまに命令するヒラリー・クリント
ン国務長官によって署名される米国機密文書をWikiLeaksは公表し
た。公電は現在、大っぴらのデータだ。その信憑性に誰一人として
異議を唱えない。さしあたっては本日、オバマ政権が、正確にホワ
イトハウス大統領報道官ロバート・ギブズが、ヒラリーは決して国
連職員をスパイしろと命令もそれどころか頼みもしなかったと発表
した。

Antiwar.comが質したままに:だれがあなたの言うことを信じます
か、ヒラリーの署名を印した命令かホワイトハウスか?

何事についても米国政府を信じるだれかは、だまされやすいのろま
の典型だ。

△ ポール・クレイグ・ロバーツは一期目のレーガン政権で財務省次
官補だった。彼はウオールストリートジャーナル紙社説の准編集員
で、ナショナルレヴュー誌の寄稿編集員だった。彼は戦略国際研究
センター、ジョージタウン大学、フーバー協会、スタンフォード大
学を含める非常に多くのアカデミックな役職を占めてきている。彼
はフランスのフランソワ・ミッテラン大統領によってレジョンドヌ
ール勲章を授与された。共著に「The Tyranny of Good Intentions」
がある。ポール・クレイグ・ロバーツは20年間におよぶショッキ
ングな検察官の悪弊(職権濫用)の事件を報告してきている。

原文はここに↓あります
http://www.informationclearinghouse.info/article26972.htm


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