■もうたくさんだ!ガザっ子のマニフェスト■ガーディアン紙
02 January 2011

紛争であれほどへとへとに疲れていながら、怒りをぶちまけるため
に若きガザっ子たちがマニフェスト(宣言)を発行する

西側諸国の退廃に対するハマスの激しい取締り、イスラエルの攻撃
によってもたらされる破壊やファタハと国連によってもてあそばれ
る政治ゲームから生じるフラストレーションを表現するため、無名
の学生の集団が文書を作り出している

*マニフェスト*

"ファック ハマス。ファック イスラエル。ファック ファタハ。フ
ァック 国連。ファック UNWRA(国連パレスチナ難民救済機構)。
ファックUSA! 私たち、ガザの若者はそれほどイスラエル、ハマス、
占領、人権侵害、国際社会の知らん顔に付き合いきれない!

"イスラエルのF16戦闘機が音の壁を打ち破るように、私たちはこの
黙殺、不公正、無関心の壁を絶叫して砕きたい;私たちが生きるこ
のクソッタレの状況のため私たちを使い尽くすこのどえらいフラス
トレーションを解き放つために、私たちの真髄にあるすべての力を
もって絶叫する...

"この政治的なもがきにあうことに私たちは飽き飽きしている;我
が家の上空を旋回する飛行機ぐるみの闇夜に飽き飽き、自分の土地
の世話をするという理由で緩衝地帯で銃弾を受ける無害な農民に飽
き飽き;彼らが信ずることのためにデモをする青年たちをなぐりつ
けるでも監禁するでも、その剛腕につけこむ銃を持って歩き回るひ
げのある連中に飽き飽き;その他のわが国から私たちを隔てて切手
の大きさの領域にとじこめるという点で恥の壁にうんざり;ポケッ
トに爆発物と悪意のある目つきを持っている自家製狂信者、テロリ
ストとして描写されることにうんざり;懸念を表明し決議案を起草
することのほかは彼らが承諾を与える何にでも実施することで腰抜
けの専門家とやら、国際社会から、私たちが直面した冷淡さにうん
ざり;くそまみれの生涯を生きていること、イスラエルによって牢
獄に囲われていること、ハマスによって打ちのめされ、その他の世
界によって完全に無視されることに、私たちは飽き飽きしている。

"もし現状にいどむことができ、ある種の望みを与えられる何かにこ
のエネルギーを集中させることにたどり着かなければ私たちを破壊
してしまう私たちの内部で大きくなるどえらい不満とフラストレー
ションのひと巡りがある。

"私たちはかろうじてCast Lead作戦を切り抜けた、その作戦でイス
ラエルは極めて有効に爆撃しクソを垂れ流すほど私たちを怖がらせ
た、そして無数の住宅、それ以上の生命と夢を破壊した。戦時中、
私たちはイスラエルが地球上から私たちを抹殺したがったとの間違
えようのない感じを受けた。この積年、私たちの考え方、振る舞い、
抱負を操縦するにつけてハマスはできる限りをしてきている。当地、
ガザで、私たちは収監されるのを怖がり、尋問される、殴られる、
拷問を強いられる、爆撃を受ける、殺されるのを怖がる。私たちは
行きたいとき動けない、言いたいことを言えない、したいことをで
きない。

"もうたくさんだ!苦しみはもういい、涙はもういい、苦悩はもうい
い、支配、制限、不公平な正当化、恐怖、拷問、言い訳、爆撃、眠
れない夜、一般人の死者、悲惨な思い出、真っ暗、心の痛む現在、
頭が変な政治駆け引き、狂信的な政治家、宗教的な戯言はもうたく
さんだ、投獄はもうたくさんだ!私たちはやめるよう命じる!これ
は私たちが望む未来ではない!私たちは自由にできるようにしたい。
私たちは普通の人生を生き長らえるのを望む。私たちは平和を望む。
これはあまりにも求めすぎか?」

△原文の記事はここに↓あります
http://www.guardian.co.uk/world/2011/jan/02/free-gaza-youth-manifesto-palestinian


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