#エジプト ナウ
アノニマスがエジプト政府関連のウェブサイトにDDos攻撃
30年居座るムバラクの官邸や内務省サイトなどがダウン
エジプト政府はTwitter封鎖で必死に反撃中

=======================================

#がぜん有名になるアノニマス集団

CNNによると、FBIは27日大手企業を標的にした一連のサイバー
攻撃の捜査の一環として全米で40カ所以上の家宅捜索を実施した
と発表した。また英国の警察当局がこのサイバー攻撃に関与した容
疑で5人を逮捕したことも明らかにした。
FBIは「アノニマス」を名乗るグループが一連のサイバー攻撃の犯行
を認めているという。この攻撃は「ウィキリークス」とは無関係だ
が、同サイトを積極的に支持する人々によって行われたとされる。
アノニマスは2010年末にウィキリークスに敵対的な企業に対し
て攻撃を開始。米クレジットカード大手マスターカードやビザ、ペ
イパルのサイトに被害を与えた。同グループはハッキングによる攻
撃ではなく、標的のサイトに大量のデータを送信して正常に機能し
なくさせる「分散型サービス拒否(DDos)攻撃」を行ったとされる。
FBIによると、企業に対するDDos攻撃は、アノニマスがインターネ
ット上で無料配布しているソフトウェアツールによって促された。
米国ではこの種のサイバー攻撃の促進や実行は違法であり、10年
以下の懲役が科される可能性がある。
(引用元:CNN)
http://www.cnn.co.jp/business/30001639.html

ロイターによると、27日英国警察当局は「ウィキリークスに敵対
的な企業に仕掛けられたサイバー攻撃」に関与したとして、未成年
を含む5人を逮捕したと発表した。
ロンドン警視庁によると、今回逮捕されたのは英中部および南部に
住む15歳から26歳のいずれも男性で、家宅捜索の際に身柄を拘
束された。英国ではコンピューターを利用した犯罪は10年以下の
禁固刑と最高5000ポンド(約66万円)の罰金が科される可能
性がある。
(引用元:ロイター)
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-19264920110128

=======================================

〜チュニジアの蜂起にはハッシュタグ「#」が付く〜

チュニジアの長く政権にあぐらをかいた大統領が、持ち出すものを
持ち出して亡命したことは誰でも知っている。チュニジアの民衆蜂
起の背後にフェイスブックやツイッターが決め手の手段としてあっ
たことも、すでに知られていることだ。
日本経済新聞によると、実際の抗議行動やデモに加え、多くのチュ
ニジア人がソーシャルメディアを用いて激しい怒りを明らかにした。
そのためチュニジア政府は唯一のインターネット接続業者(ISP)、
チュニジアインターネットエージェンシーを通じた検閲を一段と強
化した。国家権力による言論弾圧を監視する国際組織IFEXによ
ると、チュニジア政府はSNS最大手のフェイスブック、検索大手
のグーグル、ヤフーからユーザーネームやパスワードを盗もうとし
てサイトを操作、アカウント情報を消去したり流出させると同時に
入手した情報からブロガーの居場所や接触相手を調べたとのことだ。
さて、ここで登場するのがウィキリークス支援で有名になったあの
集団「アノニマス」だ。彼らの新たな標的はチュニジア大統領と首
相を含む政府系ウェブサイト。「これはチュニジア政府への警告で
ある。私たちは検閲に関与したすべての機関を標的とし、チュニジ
ア政府が自由を求める国民の声に耳を傾けるまで攻撃の手をゆるめ
ない」と彼らは声明で伝えた。
1月6日、カタールのアルジャジーラが「チュニジアの悲惨なサイ
バー戦争」と題して報道番組を放映した。それは、チュニジア政府
が反抗的な人物やジャーナリストを見つけ出しては弾圧するために、
"スピアフィッシング"をはじめとする様々なハッキング行為を駆使
しているのを明らかにした。グーグルの「Gメール」の個人アカウ
ントやフェイスブックの個人アカウント情報を盗んだり、消去する
例もあった。
そんな中で、チュニジア政府がアクセスを妨害できなかった唯一の
ソーシャルメディアが、ユーザーがウェブサイト経由ではなく携帯
端末を通じて利用するツイッターだった。
頭にハッシュタグ「#」が付くメッセージが飛び交って蜂起につな
がった。

=======================================

昨年12月10日、謎の集団"アノニマス"が企業に対してオンライ
ン戦争を布告ーー。

ウィキペディアによると、アノニマスはインターネット上の掲示板
のようなオンラインコミュニティの利用者を中心に構成される、
DDos攻撃やハッキングといったハックティヴィズム(Hactivism)
を行う集団で、インターネット上のサブカルチャー用語のひとつと
のことだ。

当時、苦境に立たされるウィキリークスに救いの手を差し伸べる協
力者も現れた。たとえばミラーサイトだ、サーバーがダウンしても
情報の公開が続けられるようにと別サイトでこれを提供するミラー
サイトが世界中に次々と作られた(その数12月7日現在1005
までに)。加えてネット集団「アノニマス」がウィキリークスの味
方として行動することが明らかになった。

◇ウィキリークスのために闘う

アノニマスに属するハッカー集団「オペレーションペイバック」は
ウェブサイトで、「目的を同じくするウィキリークスのために闘う」
と宣言。 アマゾンやペイパル、エブリDNSといった企業を「攻撃対
象」として名指しした。実際にこれまでもペイパルのブログサイト
が攻撃を受け、一時的に閉鎖状態に陥ったらしい。
「コールドブラッド」と名乗る別のアノニマスのメンバーは英BBC
の取材に対して「政府の圧力に屈したサイトに制裁を加える。複数
の活動が同時進行している」と答えている。

=======================================

■アノニマスがオンライン戦争を宣告■
(昨年12月10日付ガーディアン紙より引用)

それは最初のサイバー大戦争、幾つかの世界最大のブランドとその
寝室の快適さから企業をくじきなんとか落ち込ませようとするあま
り知られていない理解不十分の"ハックティヴィスト"という集団と
のあいだのオンライン衝突として説明されてきている。

攻撃の背後のハッカー集団は、"アノニマス(Anonymous)"の名で
通る。今週、その目標は"情報戦争(infowar)"だと宣言して「戦争
にはヒットさせる傍観者がいる」と述べた。

その名前が示すようにアノニマスは注目を集めているメンバーを有
する集団ではない。それは複数の国の人々でできている。ウィキリ
ークス支援のためマスターカードとビザのウェブサイトをダウンさ
せた疑いで今週16歳のオランダの少年が逮捕された。彼が使用を
疑われた家族のコンピュータは押収されてきている。

「錯綜して子どもっぽく奇妙で混沌とする」と、あるインサイダー
によって形容されるアノニマスは、今週、米国の主要機関に対する
連続攻撃で世間の意識のなかに進ませたが、それは何年ものあいだ
サイエントロジスト(トム・クルーズで有名)や著作権執行機関の
核心に恐怖を突き刺してきている。今年もっと早くに、メンバーは
ダンスミュージックグループがそのカタログの著作権侵害を阻止し
ようとしたあとにミニストリーオブサウンド(Ministry of Sound)
のウェブサイトをオフラインにさせた。

2003年にアノニマスはハッカーやゲーマーにあっては人気のフ
ォーラム、影響力のあるインターネットメッセージボード、4チャ
ンネル(4chan)で生まれた。フォーラムに投稿して自分が誰であ
るか明らかにしないのを選択したどんな個人も自動的に「アノニマ
ス(匿名)」と称された4チャンの初期の頃にグループの名前は同
意のしるしだ。けれども、極めて短命なグループが現在4チャンを
超えてなにかもっとビッグな先に出ていると活動的なアノニマスの
メンバーはガーディアン紙に語った。

手法は簡単だ。攻撃を受けるサイトがもはや対処できなくなるまで
そのページをロードする要求を繰り返すことでメンバーはウェブサ
イトを標的にする。サイトは瞬時に何千もの要求でヒットされる可
能性がある。今週マスターカードは会社のウェブサイトが対処でき
ないとわかった企業の中に加わった。これらは"分散型データ処理方
式のサービス拒否攻撃"として知られるハッカーコミュニティにお
いては同時にいたるところにある頭字語「DDoS」だ。

英国のメンバー、コールドブラッド(Coldblood=冷血)は、サイ
エントロジーの最も有名な会員トム・クルーズとのインタビューを
インターネットの部分から削除しようとした2008年1月にサイ
エントロジー教会(Church of Scientology)への攻撃を計画するこ
とができるようにアノニマスのチャットサーバーを設定した。

「サイエントロジーのスタッフはピーク時で数千人いた。でもボク
らはここまで急上昇するのをまさに経験してきている。こんなにす
ぐに増えることに実際ボクはたまげている」とコールドブラッドは
述べる。

アノニマスのソフトウェアLOICのダウンロードは先週、390回か
ら2万3479回まで60倍に増えてきている。

標的としては今週、ウィキリークス(WikiLeaks)創設者ジュリア
ン・アサンジに対して性的暴行の罪状を追求しているスウェーデン
検察当局とペイパル決済システムも含まれる、それは数日ではない
にしろ彼らの業務が何時間か停止されるのを意味すると言ってよい。

アノニマス運動はそのキャンペーンの転換点に近づいている。反応
性と辛辣さが手にあまるグループほど、常にメンバーが互いにその
武器を向け合う。派閥根性が「一様に互いを攻撃しあう」とコール
ドブラッドは述べる。

グループは膨張したり縮小したり、分裂しては再び形となることが
できる、そうして多国籍企業が所有する大金をかけて管理されるウ
ェブサイトをひどく無効にする違法な攻撃を招集する。それはアナ
ーキーな反乱の最新の表現形式である。

しかしながら、全くのアナーキズムの時代は余命いくばくもない、
またアノニマスはもっと組織化されるようになっているとコールド
ブラッドは考える。「事態をもうちょっと真剣に考慮したがる、よ
り政治的な側に移るときだ。すでにそれは内面を効果的に破いてき
ているが外面は破いてきていない。ひとつのセクションをさえぎっ
ても再び伸びてくるものだ。」

サイトがダウンするとき、多国籍企業の犠牲者どもは砲撃が収まる
のを待つしかない、そしてより攻撃に耐えるサーバーに投資する。
マイクロソフトは来週、DDoS攻撃の増殖を防ぐ試みでセキュリテ
ィ更新の一回分をリリースする予定だ。

降伏のたくらみに直面するWikiLeaksがオンラインにそのままとど
まるのを確かにするミラーサイトが数千サイトにまで増殖している。
"情報戦争"はアマチュアハッカーを西側世界最大の機関のいくつか
に取り組ませてきている。けれども、より重要でおそらく、もっと
おそろしい戦争は、そのキャンペーンの陰に隠れて全勢力とアノニ
マスの力を整列させることできまって成功した。

△全文はここに↓あります
http://www.guardian.co.uk/technology/2010/dec/10/wikileaks-cables-anonymous-online-war


♯お知らせ♯

きままなブログを始めました。よりのんきでよりビジュアルな内容になっています。
*見つけた 犬としあわせ* こちらもごひいきに。

このサイトと著作権についての考え方