前イスラエル外相、カディマ党首、イスラエル交渉担当者のリブニ
(Tzipi Livni)のコメント
“私は弁護士です... でも、法律に違反します。”

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〜アルジャジーラのパレスチナペーパーズから〜
http://english.aljazeera.net/palestinepapers/

"パレスチナ自治政府はイスラエルのガザ戦争を事前に知っていた"

・パレスチナ自治政府代表がエルサレムと聖地の分割に前例のない
妥協を提案
・自治政府が難民を空売り 約600万のパレスチナ難民の帰還権
に関してほんの一握りだけ認めることを提案
・イスラエルのアラブ人口を追放か? リブニを含めるイスラエル
交渉担当者がイスラエルの国のアラブ人村の一部とパレスチナ領土
のイスラエル人入植地の交換を提案
・ガザ地区のハマス指導者を殺害するイスラエルの計画にパレスチ
ナ自治政府が意欲を表明

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■パレスチナペーパーズ■アルジャジーラ 
by Gregg Carlstrom 23 January 2011

過去十年のイスラエル・パレスチナの交渉からアルジャジーラは
1600点余りの内部文書を入手してきている。

この数カ月を通じてアルジャジーラはイスラエル・パレスチナ紛争
に関連した機密文書のこれまで最大のリークへのアクセスをすんな
り割り当てられてきている。イスラエル・パレスチナ和平プロセス
の内幕を詳述する幾千の外交通信記録と1700点近くのファイル
がある。これらの文書と非公開の会合のメモ、Eメール、図解、会議
録、ハイレベルの応酬の報告、作戦書類、そしてパワーポイントの
プレゼンテーションまでに1999年から2010年の日付がつく。

要素は豊富で詳細;それはアメリカ、イスラエルの高官とパレスチ
ナの当局者を巻き込む継続する交渉の類のない内部模様を提供する。

アルジャジーラは2011年1月23日から26日までこの文書を
公表するつもりだ。それらは以下について初めての詳細を明らかに
する:

・東エルサレムの違法なイスラエル入植地を進んで譲渡するパレス
チナ当局の意欲と、神殿の丘(Haram al-Sharif/ Temple Mount)
の現状について前向きとするパレスチナ当局の意欲

・難民と帰還権に関してパレスチナ当局には調整する用意があると
の歩み寄り

・パレスチナ当局のイスラエルとの安全保障上の協力の詳細

・ゴールドストーン報告が国連で吟味されていた2009年後期の
パレスチナとアメリカの交渉団間の内密のやり取り

これら文書の注意を要する本質によりアルジャジーラはその出典を
明らかにするつもりも、どんな方法で私たちが所有することになっ
たかを書き立てるつもりもない。それらの信ぴょう性を私たち自身
で請け合うため、長期間にわたり非常な配慮を要してきている。

このデータは、ジャーナリスト、学者、歴史家、政策立案者、そし
て一般社会にとって、測り知れないほどの価値があるものと私たち
は信じる。

私たちはここにあるデータのいくつかは議論の的になるものと心得
ている、けれども、私たちの意図は害するのではなく知らせること、
冷ますのではなく論争や熟考の導火線になることだ。読者や閲覧者
は私たちが意見を表すコメント欄を用意してきていることに傾注す
るように。編集方針に一致して不適正と見なすコメントを削除する
権利を私たちは残すが、すべての一般市民の意見、すべての視点は
重んじるつもりでいる。

公表と事実を与えられたときに公開討論と公共政策は強くなり繁栄
して持ちこたえるとの私たちの基本的信念の投影と同様、読者や見
る人へのサービスとして私たちはこれらペーパーズを提出する。

△全文はここに↓あります
http://english.aljazeera.net/palestinepapers/2011/01/201112214310263628.html


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中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、中東和平交渉を巡ってイス
ラエルとパレスチナ、そして仲介役のアメリカ政府との間で交わさ
れた、1999年から去年までの10年余りにわたる内部文書を入
手したと伝えた。この文書は、署名などから、多くはパレスチナ側
から流出したものとみられるとしている。このうち、23日に公表
された文書では、2008年にパレスチナ側の代表が、東エルサレ
ムにあるユダヤ人入植地のほとんどについて、イスラエルへの併合
を認める大幅な譲歩を提案する発言などが含まれている。東エルサ
レムは、パレスチナが将来の独立国家の首都と位置づけている場所。
この文書について、PLO=パレスチナ解放機構のアリカット交渉
局長は、アルジャジーラに出演し、文書は「うそのかたまりだ」と
非難した。一方、イスラエル側は今のところ公式な見解は示してい
ない。
(引用元:2011年1月24日NHKニュース)
全文はここに↓あります
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110124/t10013588681000.html

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アルジャジーラは、イスラエルとパレスチナ暫定自治政府との会合
の議事録だとする文書を新たに報じ、イスラエルによるパレスチナ
武装勢力の幹部の殺害に暫定自治政府が協力していた疑いがあると
伝えた。パレスチナ内部で指導部への批判がさらに高まることも予
想されている。
アルジャジーラは25日、2005年10月に行われたイスラエル
軍の参謀総長とパレスチナの内相との会合の議事録を入手し、その
中で、イスラエル側がパレスチナ武装勢力の幹部の殺害を持ちかけ
たのに対し、パレスチナの内相が「部下に指示を出した。様子を見
よう」と答えたと記されているとしている。武装勢力の幹部は、こ
の会合の1カ月後にイスラエル軍のミサイル攻撃で殺害されており、
アルジャジーラは、パレスチナ暫定自治政府がイスラエル側に何ら
かの協力をした疑いがあると伝えている。ハマス幹部は、「暫定自
治政府がパレスチナ人を裏切り、イスラエルの占領に協力してきた
ことを裏付けるもの」と暫定政府を強く非難している。
(引用元:2011年1月26日NHKニュース)
全文はここに↓あります
http://www.nhk.or.jp/news/html/20110126/t10013634231000.html

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■あばかれるナプキン・マップ( napkin map)■アルジャジーラ

パレスチナペーパーズには2008年半ばアッバス議長に差し出さ
れるイスラエルの領域の交換マップという表現が入る。

パレスチナ当局がイスラエル政府に前代未聞の国土交換を提案し、
東エルサレムの違法なイスラエル人入植のほとんど全部の併合を申
し出る。

パレスチナペーパーズが今まさに明らかにするように、イスラエル
政府は代わりに何ら譲歩を申し出ないばかりか、もっと侵略的な国
土交換で応えた。イスラエルのオルメルト首相はガザ地区とヨルダ
ン川西岸地区に沿って人がちらほら住む農地の代わりに、(Ma’ale
Adumim、アリエル、どこかほかの所の大きい入植地を含め)ヨル
ダン川西岸地区の10%余りを併合したがった。

イスラエルの提案は会話で、パレスチナペーパーズのなかで初めて
明らかにされる表現、「ナプキン・マップ」と呼ばれるもののパレ
スチナの引渡しを文書で証明する。

オルメルト首相は2008年半ばにアッバス議長と会い、彼に正式
に提案されたスワップ(土地交換)マップを見せた。アッバスは地
図のコピーを持つのを許されなかった。それで73歳のパレスチナ
議長はナプキンに手でその写しをスケッチしなければならなかった。

今年はじめアルジャジーラとのインタビューでパレスチナの交渉局
長エレカット(Saeb Erekat)は、オルメルト・アッバスの出会い
を説明した。

彼はペレス大統領と私と共に行った...実際にあらゆる問題を論じる
ため外で座席を用意した。あの時20分か30分のあんな会合のた
め大統領が出てきた、それで私たちは二人の大統領と共に座った。
そしてその提案は一度の会合でできたのではなかった。これは事実
上3つか4つの会合でだった、先方の大統領が彼にマップを見せた、
Abu Mazen(PLOアッバス議長のこと)は彼にマップを預けていた、
彼がマップを示すとAbu Mazenは自分の手で描かなければならな
かった。

パレスチナペーパーズにはナプキン・マップによる2つの引渡(放
棄)が含まれる、一つはエルサレムの領域でイスラエルの正式に提
案された交換を説明する、もう一つはイスラエル、ヨルダン川西岸
地区とガザのすべてを説明する。イスラエルは主要なヨルダン川西
岸地区の入植(Ma’ale Adumim , Ariel , Kedumim 等)全部を返
却しないつもりだ。そのどれもがパレスチナの提案に含まれない。

オルメルトはヨルダン川西岸地区とガザとの間の領土のリンク、
"安全な通行"を提案してもいた、パレスチナの支配下となるものが
依然としてイスラエルの支配権のもとにとどまる。 東エルサレムを
迂回して、専用道路がベツレヘムをラッマラーにつなごうとした。

オルメルトはまた、イスラエルとパレスチナ間で協議される問題で
聖地Haram al-Sharif(岩のドーム) に関してどんな決定も延期す
ることを申し込んだ、その会談はアメリカ合衆国 、サウジアラビア、
ヨルダン、エジプトの委員によって監督されるものだった。

2008年9月16日、二人の指導者は再び会った。NSUによって
用意された話題一式にはオルメルトの申し出について大当惑が加え
られる。覚書きはアッバスにマップのコピーを請求しろと強く主張
する、また領土交換についてたくさんの疑問が巻き起こった。

特に、Ariel、Maale Adumim、Givat Zeev、Har Homa、Efrat は、
土地の広がりや帯水層、パレスチナの生存能力を疑う余地なく損な
う時に、それが我々の権益を提出することをどう見るのか?

大きさと重要性の点で匹敵する領土(自治領)を交換することで我々
の利益を提出するイスラエルからパレスチナへのトレードをあなた
が言い出したその特定の地域をどう見るのか?

NSU覚書はオルメルトの申し出をあからさまに保証もしなければ、
退けもしなかった。再開された入植拡大(とりわけ東エルサレムで
の)は、どのような協定も"一層困難"にさせるだろうとそれは警告
した。

△全文はここに↓あります
http://english.aljazeera.net/palestinepapers/2011/01/2011122114239940577.html

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■ 史上最も拡大したユダヤ人の
"大エルサレム(The biggest Yerushalayim)"■

パレスチナ当局はもう九分通り東エルサレムを譲渡すると申し出た、
そして代わりにイスラエルが何も差し出さないためにそれは歴史的
な譲歩だ。

△全文はここに↓あります
http://english.aljazeera.net/palestinepapers/2011/01/2011122112512844113.html



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