昨日のアメリカ大統領選では同時に上院と下院の議員を選ぶ投票も
あった。
「本当のレイプなら妊娠しない」と言って呆れられたエイキン議員、
この人、ミット・ロムニーを支える重鎮のひとりだったそうだが、
落選した。もうひとり、「レイプでの妊娠も神のお導き」と発言し
て正気が疑われるモードック議員、こちらも落選。共和党のレイプ
妊娠中絶反対派が続々と一掃されたとのことで、晴れがましい。

◇同性婚からマリワナ合法化まで、歴史的提案が次々可決される

昨日は大統領選と同時に州のさまざまな法案に対する住民投票が行
われた。結婚の権利の平等を求める運動は提案された4つのすべて
の州で勝利した。
メイン州とメリーランド州では同性婚の合法化が可決され、ワシン
トン州では同性婚合法を維持するとの決定が改めて可決された。
ミネソタ州での同性婚を禁止する提案のほうは否決された。
メリーランド州の住民はまた、DREAM法への支持を表明。在留資格
のない移民にも州内出身者用の優遇学費が適用されることを認めた。
モンタナ州では企業の選挙資金提供に歯止めをかける法案が圧倒的
多数で承認され、コロラド州でも同様の措置を求めた州憲法改正を
後押しする法案が大差で可決された。
歴史的な動きとしてはコロラド州とワシントン州でアメリカ史上初
めて嗜好品としてのマリファナの合法化が決まった。
カリフォルニア州では死刑廃止の法案が否決され、また遺伝子組換
え食材の表示を義務づける法案も否決されたが、同州の「三振法」
を非暴力の犯罪に関しては厳格に適用しなくともよいという法案の
ほうは承認された。
カリフォルニアではまた、労働組合の政治的影響力を制限する内容
の法案が否決されている。

(引用元:デモクラシーナウ!07 November 2012)
http://democracynow.jp/dailynews/12/11/07/4

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■ジョージ・ブッシュが偶発的にオバマに投票■
daily currant  06 November 2012

今日、テキサス州クロフォードの自宅近くの投票所で、ジョージ・
W・ブッシュ元アメリカ大統領が偶然、バラク・オバマに投票した。

地元の報道によると、電子投票マシーンの指示に面食らった二期共
和党員は捨てるつもりで、はからずも票を投じてしまった。

投票をやり直そうとの奮闘の結果、ブッシュは数分間投票所の係員
と口論したが、彼らは州法に従って最後は彼の要求を拒否したと目
撃証人は言っている。

もしも地元紙の記者がたまたま隣のブースで投票していなかったら、
この恥ずかしい出来事は見過ごされていたかもしれない。ウェイ
コ・タイムズ(Waco Times)紙の政治特派員、スザンナ・エヴェ
レット(Suzanna Everett)は、この苦しい体験をまるごと目撃す
ると、公表するために悪知恵の計画を巧みに作った。

投票所内で得た情報(見聞)を使うことを倫理規定によって禁じら
れるエヴェレットは、投票所を離れるブッシュを待った。そして彼
にトリックの質問を用意して待ち伏せる。

「ミスタープレジデント、あなたが偶発的にバラク・オバマに投票
したとフォックスニュースが報じています。コメントするのは構い
ませんか?」

彼のミスがもう露見していると考えたブッシュは、ダメージを最小
限にしようと努めた:
「そうなんだ、残念ながら、投票用紙をデザインした人の無能力の
せいで私の票は他の男の票として数えられてしまった」とブッシュ
は答えた。

彼はそれからどうやって不幸なできごとが起こったか正確に説明し
ようとした:
「まず、すべてが画面上で調整が不十分だった。あんなふうに、上
院議員、下院議員、大統領とぜんぶいっしょくたにおいてはいけな
いんだ。ぎっしり詰まりすぎだ。まったく人を混乱させる。」

ブッシュはそれから、間違った候補者に印を付けた後、「票を捨て
る」赤いボタンをクリックすることで彼のエラーを修正しようと努
めたと説明した。赤いボタンは票を捨てて新しい票を戻すよう設計
されていると考えて:

「通常、赤はストップで緑はゴーを意味する。私は止めていると思
ったよ。」

2000年のフロリダの大失敗によって自分自身が大統領職に後押
しされてきているブッシュは選挙日の論争の門外漢ではない。その
選挙でライバルの民主党候補アル・ゴアに投票するつもりの何百と
いう票がわかりにくい投票用紙のデザインのせいでゴアの代わりに
パット・ブキャナンに行った。

事件後まもなく発表された公式声明の中で、ポスト大統領任期のた
め、今日の経験が選挙制度改革に署名するインスピレーションを与
えてくれたとブッシュ元大統領は言っている:
「ローラと私は今後数年間、選挙制度を直すために捧げるつもりで
ある。投票所に行くとき、すべてのアメリカ人が明確でシンプルな
投票用紙を受けるのは当然だ。」

しかしながら、ブッシュが使ったシステムは、ほとんど事件もなく
全米各地で正常に配置されてきている。マシーンを製造する会社の
広報担当は彼らの製品に味方すると言う:
「今日まで、票を除くボタンとして"キャストバロット"ボタンに誰
かが混乱するという、たったひとつの事例もあったことがありませ
ん。これはブッシュ氏独自の問題です、そして私たちにはマシーン
を変更する計画はありません。」

http://dailycurrant.com/2012/11/06/george-bush-accidently-votes-obama/

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などで多数つぶやかれます。原文をお読みになりご自分で愉しんで
ください。

 


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