「ジラド・シャロン(Gilad Sharon)って一体誰だ、ウィキペディ
アにもない、そんなやつは無だ、たとえイスラエル政府の公人が言
ったとしても、それはタブロイドネタにすぎない。イスラエル人は
平和を願っている」と、下記に紹介する"エレクトロニックインティ
ファーダ"のブログにコメントがあった。
とはいえ、停戦となったことにイスラエル人の70%ちかくが反対
するとの報道もある。脅威を取っ払うまでやれということで。


■ ガザをヒロシマのように"平らに"して、人口を"刈り取る"と
イスラエルの有名人が駆り立てる■
エレクトロニックインティファーダ 18 November 2012

イスラエルの有名人による、大量殺人を誘導する最新のぞっとする
一例で、元首相で札付きの戦争犯罪人であるアリエル・シャロンの
息子、ジラド・シャロン(Gilad Sharon)が、1945年にアメリ
カが原爆で日本のヒロシマの街をぺちゃんこにしたように、ガザを
やりこめろとイスラエル国防軍に要求している。

「ガザの住民は罪なき人たちではない、彼らはハマスを選んだ。
ガザっ子は人質などではない、彼らはこれを進んで選んでいる、そ
のため、結果に耐えるべきだ」と極端論者の発行物、エルサレム・
ポスト紙にシャロンは書いた。シャロンはさらに詳しく述べる。
「われわれはガザの近隣住区全体を平らにする必要がある。少なく
ともガザをすっかり平らにする。アメリカ人はヒロシマで止めなか
った、日本側は必要なだけ迅速に降服していなかった、だからナガ
サキにも原爆を命中させた。」

「ガザに電気はないはずだ、ガソリンも動く乗り物もない、ゼロだ。
それ故、現に彼らは停戦を要求した。...ガザからの画像は気まずい
かもしれない、だがすぐに勝利になるだろうから、わが兵士と民間
人の命が助かる。」

「ここに中道はない、ガザっ子も社会基盤も代価を支払わされる、
すなわち、ガザ地区全部をわれわれが再び占有する」とシャロンは
付け加えた。

イスラエルのガザ空襲5日目が終わる日曜夜には、その半数が一般
市民の70人以上が数百回のイスラエルによる空襲で殺害された。

"ゴールドストーンなんかちっともかまわない"

この間、兵士に向けたメッセージの中で、イスラエル議会(クネセ
ト)国家統一党の議員ミハエル・ベン=アリが配慮や慈悲なく殺せ
と兵士に勧告を与えた。

「同胞よ!最愛の兵士と司令官よ、あなたの生命を保全しなさい!
ゴールドストーンなどちっとも構わない!ガザに罪のない人などい
ない、外交使節にあなたの生命を危うくさせるでない、ごく小さな
命への不安でもだ、彼らをなぎ倒しなさい!」ベン=アリはウェブ
サイトHaKol HaYehudi に書かれているとして、これを引用した。

ベン=アリは、ほとんどが一般人の1400人以上のパレスチナ人
を死に追いやった2008ー2009年のイスラエルのガザ侵攻を
通じて、戦争犯罪と人道に対する罪を文書で証明した国連に任命さ
れたゴールドストーンの報告を引き合いに出した。

「ソドム(罪悪にけがれた町)・ガザに正しい人は一人もいない、
そこはがれきに変わる。赤く血に染めろ!われらはまさにイスラエ
ル(Nation of Israel)のためにやる」とベン=アリは付け加えた。

決まり文句の"イスラエル(Nation of Israel)"は、イスラエル国家
の市民に向けるのでなくユダヤ教のメンバーすべてに差し向けるも
のと、ベンアリのコメントを翻訳したDena Shunraが注をつける。

11月15日、イスラエル襲撃の2日目、ベン=アリはテルアビブ
での憎しみのラリーに向かって演説し、ガザにさらなる血の雨を要
求した。

ベン=アリはまたアフリカ人に向けた扇動やキリスト教徒に対する
憎悪でも悪名高い。7月、彼は"忌まわしい"と呼んで新約聖書を引
き裂き、ゴミ箱に投げ捨てた。

イスラエルの有名人(公人)による暴力の扇動の例をさらに読み進
めると、たとえば、著名なラビがイスラエル軍は「敵の虐殺の仕方
をシリア軍から学ぶ必要がある」と言っている。

イスラエルの爆弾が一家の住まいをまっ平らにした日曜日、幼い子
どもたちと81歳の女性がいる一家から11人のパレスチナ人が殺
害された、これまでのイスラエルの襲撃で最も血なまぐさい攻撃に、
この煽動者らは間違いなく喜んだことだろう。

http://electronicintifada.net/blogs/ali-abunimah/flatten-gaza-hiroshima-and-mow-population-israeli-public-figures-urge

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イスラエルに対して抵抗しているパレスチナの軍事力は
"中世の軍事力以下"である(ノーム・チョムスキー)

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◇イスラエル当局が"エルサレム都市計画"の名の下にパレスチナ人
地区の破壊と住民の排除を計画する、東エルサレムのシルワン地区
で暮らす青年が、次のような話をしてくれた。

昨日、家に帰ると、家族や近所の人たちがお祝いで大騒ぎしていた。
エルサレム近郊にハマスのロケット弾が着弾したことに、「ハマス
がやってくれた!」と歓喜しているのです。ある隣人は「万一、私
の家にハマスのロケット弾が落ちても、私はそれを喜んで受け入れ
る。こんなところまでパレスチナ人が攻撃できるのだから」とまで
言っているのです。

イスラエルがパレスチナ人を抑圧するのは、「戦争」の時よりも「平
和」な時です。見てください。何も起こらない平和時にどんどん入
植地を拡大してパレスチナ人の土地を奪っていく。私が暮らすシル
ワンもそうです。でも、世界は見て見ぬふりをする。世界がパレス
チナ人のことに振り向くのは、こういう非常時なんです。「なぜ無
益とも思えるロケット弾を撃ってイスラエルを挑発するのか」と世
界は思う。と同時に、その「なぜ」という疑問からはじめてパレス
チナ人の現状に目を向けるんです。外国人はこのロケット弾を「無
益」だとか「挑発」だとか言うでしょう。でも、それはずっとイス
ラエルに抑圧され、虐げられている私たちにしてみれば、私たちの
誇りを取り戻してくれる"反撃"なんです。「自分たちはやられっぱ
なしだけじゃない。パレスチナ人にもこんなことができるんだ」と
いう誇りです。

私の母は専業主婦で高い教育を受けた人ではありません。そんな母
が今、パソコンに向かってインターネットでガザで何が起こってい
るか懸命に知ろうとしています。イスラエルの支配下で被支配者と
して生きることに慣れきってしまい、ある意味、パレスチナ人とし
ての誇りも忘れ、諦念の中で生きてきた東エルサレムのパレスチナ
人の"誇り"と"アイデンティティ"を、今、ガザで起こっていること
が呼び戻しているんです。

(引用元:Online PDF Magazine)
http://fotgazet.com/news/000271.html

◇ オバマ大統領はネタニヤフ氏に、「停戦によって生じる機会を利
用し、自国の安全を確保するためのイスラエルの取り組みに対する
支援を強化する」と述べ、パレスチナ自治区ガザへの武器密輸阻止
に向け協力していく考えを伝えた。また、イスラエルの対空防衛網
「アイアンドーム」充実のため、資金援助の拡大に努めると強調し
た。
(引用元:時事通信 2012年11月22日)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012112200082


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