◇パレスチナの十代の少年2人の不法な殺害 21 May 2014

↓Videoをご覧ください
http://youtu.be/CaibEqx2m_k

5月15日、ヨルダン川西岸のBeituniaの街にあるOfer軍刑務所の
近くで、イスラエル軍がふたりの十代のパレスチナ人を殺害した。

Nadeem Siam Nawara(17歳)は、胸に致命傷となる銃弾を受け
た。Mohammad Mahmoud Odeh(16歳)は、背中に致命傷とな
る銃弾を受けた。少年はどちらもラマッラーのパレスチナ複合医療
施設に運ばれて死亡を宣告された。

「ヴィデオに記録される映像は、狙撃の時にどちらの未成年者もじ
かに隣接する生命への脅威を呈しない不法な殺害を暴露する」と、
DCI-Palestineの常務理事 Rifat Kassisは言った。「イスラエル兵に
よるこれらの行為は実質上の戦争犯罪に等しいかもしれない、そし
て犯罪をおかすものに犯罪の責任を問うために、イスラエル当局は
本気で偏らない完ぺきな調査を行う必要がある。」

http://www.informationclearinghouse.info/article38555.htm

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□独房監禁にあうパレスチナの子どもの数が増大

ラマッラー、5月12日:インターナショナル・パレスチナ子ども
擁護( Defense for Children International Palestine:
DCI-Palestine)の新しい報告によると、イスラエルの拘留で尋問目
的の独房監禁にあうパレスチナ人の子どもの数が増大する。

2013年、DCI-Palestineによって記録される21.4%のケース
でイスラエル軍拘留システムにて拘留される子どもが尋問プロセス
の一環として独房監禁に耐えると報告される。これは2012年か
ら2%の増加に相当する。

2013年にDCI-Palestineは12歳から17歳のパレスチナ人の
子どもから98件の宣誓供述書を受け取った。

「尋問ツールとしてパレスチナの子どもへの隔離使用が増大する傾
向です」とDCI-Palestineの説明責任プログラム管理者Ayed Abu
Eqtaishは言っている。「これは子どもの権利の侵害で、国際社会は
正義と説明責任を要求しなければなりません。」

世界的に子どもや未成年犯罪者はよく矯正的な措置として分離して
拘留される、または成人から引き離される。イスラエル当局による
独房監禁の使用は、いかなる矯正、保護、または医学的正当性、ま
たはどのような正当化にも、関連があるようには思われない。

2012年1月から2013年12月までの2年未満の期間に
DCI-Palestineは独房監禁を列挙した子ども拘留者から40件の宣
誓供述書を受け取った。

子どもたちは平均10日間孤立して過ごす独房監禁状態で拘束され
る。個々のケースで詳細に記録される最長の監禁期間は2012年
の29日間、また2013年の28日間だった。

2012年、占領地パレスチナ自治領の人権状況に関する国連特別
報告者、リチャード・フォークは、「国際的な人権基準にはなはだ
しく違反する」と言って、パレスチナ人の子どもに対するイスラエ
ルの独房監禁の使用を非難した。

「このイスラエルによる虐待のパターンは危機をはらむ。無慈悲で
容赦なく、自尊心を傷つけるようで、非合法的、そして一番厄介に
も未成年の拘留者の心とからだの健康状態に有害に作用しそうだ」
とフォークは言った。

パレスチナ人の子ども拘留者は独房監禁状態で拘束されて、Petah
Tikva非行青少年短期収容所、Kishon非行青少年短期収容所、アシ
ュケロンのShikma刑務所を含むイスラエル内にある尋問と非行青
少年短期収容所でイスラエル保安部局(ISA)によって尋問される。

占領地パレスチナ自治領からイスラエル内の刑務所へのパレスチナ
の子ども拘留者の移動は、占領領域から拘留者の移動を禁じる第四
ジュネーブ条約第76条に違反する。

DCI-Palestineは、暴力(威圧する力)または強制によって得られる
すべての証拠を除外するようイスラエルの軍事裁判所判事に求める、
またイスラエルの拘留施設の子どもに独房監禁を用いる習慣は拷問
のやり方と認められるので、ただちにやめるよう要求する。

報告書は、青少年への独房監禁の禁止が法律に正式に記されること
を詰問して、子どもの権利侵害を犯すものが確実に責任を問われる
効果的措置をイスラエル当局が実行するよう促す。

http://www.commondreams.org/newswire/2014/05/12

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◇パレスチナの囚人が新たな抗議のハンガーストライキを激化する

Middle East Monitor 09 May 2014

2週間前に独自に制限なしのハンストを始めたパレスチナの行政拘
留者約100人と連帯して、木曜にパレスチナの囚人たちが続けて
どんどんハンストした。

行政拘留(※)に従事する人たちは、広く行きわたった国際的非難
を集めてきている慣例、起訴や裁判または彼らに対して使われる証
拠を入手する手段なしに拘束される。

囚人の一致団結と抗議の大規模デモンストレーションは2012年
のハンスト行動を思い出させる、それは世界的な注目を惹きつけて、
イスラエル占領当局に行政拘留の使用を減らすことで手を打つのを
余儀なくさせた。協定は、イスラエルによって取り消されていると
パレスチナ人は言う。

4月24日、行政拘留のもとに拘束される十数人のパレスチナ人が、
軍が出す行政拘留の命令は延長を一度だけに制限するとの要求に加
えて、この政策の組織的な慣行に抗議するため、制限なしのハンス
トを始めた。

昨日、さらに数千人が一日連帯ハンガーストライキを計画的に実施
した、そして数十人以上が制限なしのハンストに加わった。その規
模には抵抗したものの、抗議はイスラエル当局によって確かめられ
た。

行政拘留のもとに拘束される裏に、現在183人のパレスチナ人が
いる、それにはパレスチナ立法府(上院)の議員9人が含まれる。
彼らはイスラエルの刑務所にいる5000人以上のパレスチナ人囚
人の集団の一部、その数には約200人の子どもが含まれる。

https://www.middleeastmonitor.com/blogs/politics/11376-
palestinian-prisoners-intensify-new-hunger-strike-protest

※行政拘禁:通常はセキュリティを理由に裁判なしで国家が個人を
逮捕して拘留する。多数の国(民主国家、非民主国家共々)が、(真
偽の疑わしい)テロリズムなるものと戦う、または違法移民を抑制
する、または支配体制を守る手段として、行政拘禁に訴える。

http://en.wikipedia.org/wiki/Administrative_detention

占領地の行政拘禁:イスラエルはセキュリティ対策として他の方法
がない場合のみに行政拘禁を使用していると主張する。だが、実際
には、当局が国際法に違反してこれを適用し、軍のために司令官に
付与された権限を悪用する。

http://www.btselem.org/administrative_detention/occupied_territories

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◇ナクバの日に世界中の活動家がパレスチナ人との一致団結を示す
Middle East Monitor 17 May 2014

「人の住まない土地」とシオニストが主張するところにイスラエル
国家を確立するために、1948年のシオニストによるパレスチナ
民族全住民の民族浄化をことばで説明するのにパレスチナ人によっ
て用いられる用語、ナクバ、というか「大災害(悲劇の大詰め)」
から66周忌を記念して、ここ数日にかけて世界中の活動家が抗議
やイベントを行っている。

ラマッラーで武器を持たない2人のパレスチナ人の若者を殺害する
イスラエル駐留軍に対して、パレスチナ人とその支援者が歴史に残
るパレスチナの全域でナクバの日の集会を行った。パレスチナ難民
もまたヨルダンに加えてレバノンの全域で大集会を行った。

以下は、世界中で行われた他のかなりの抗議からちょっとだけ抜粋
する。

パレスチナのためのアメリカのイスラム教徒(American Muslims
for Palestine)の団体は、ナクバやイスラエルの継続するパレスチ
ナ占領について認識を高めるため、並行したソーシャルメディアキ
ャンペーンに加えて幾つかの地元の連帯組織と協調してアメリカの
全域で抗議を組織した。それにはタイムズスクエアのナクバに関す
る電子ビルボードを呼びものにするニューヨークでの集会
「Moment of Silence」(ブログに写真あり)、シカゴでのパレー
ドや忠実なパレスチナ料理、バザー、フォークダンス、歌と一緒に
ナクバの野外イベントを地元学校の外で行うのに加えてパレスチナ
について何千もの教育的リーフレットを配ること、そしてミルウォ
ーキーでの沿道の抗議や集会とともにナクバを記念すること、反戦
委員会に拠点を置くツインシティによって組織されるミネアポリス
でのナクバ集会の共同スポンサーになること、そして最後に、ナク
バに関する映画の上映、パレスチナの食べ物やパネルディスカッシ
ョンとともに来週末のサンフランシスコベイでのナクバイベントを
組織することが含まれる。

ユダヤ人の反シオニストグループ、Naturei Karta がワシントンDC
の集会やカナダのオタワでの別の集会を入れる幾つかのナクバの日
のイベントを行った。

イギリスでは、連帯組織の連合がナクバを記念するのとゲストの演
説者ツィピ・リヴニに抗議してロンドンのエルサレム全国基金の会
議の外で抗議を行った。ツィピ・リヴニはイスラエルの現法務相で
2008年〜2009年ガザ攻撃の立案者だ、パレスチナの人びと
に対して戦争犯罪をおかしたことで、逮捕の危険にさらされること
なくこの国を訪れることができるようにイギリス政府によって一時
的免責特権を認められる必要があった。(ブログに写真あり)
パレスチナ連帯キャンペーンもまたブラッドフォードでナクバの日
のイベントを組織した、オックスフォードでは街頭デモを行い、シ
ェフィールドではイスラエル国会の著名なパレスチナ人議員による
レクチャーを取りまとめ、市庁舎の前で土曜の夜のナクバの日のヴ
ィジル(徹夜の祈り)を催している。(ブログに写真あり)

オーストラリアでは、パレスチナの友人オーストラリア西部
(Friends of Palestine Western Australia)がパースの街でナクバ
の日抗議行進とチラシ配りキャンペーンを組織した。そしてパレス
チナ活動グループ・シドニー(Palestine Action Group Sydney)
もまた市庁舎での外で行進と集会を組織した。

https://www.middleeastmonitor.com/news/americas/11525-act
ivists-around-the-world-show-solidarity-with-palestinians-on-nakba-day

 

 

 

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