◇イスラエルがなんと言おうともハマスはISILと同等でない
ICH 14 September 2014 by ジョナサン・クック
イメージは1000のことばを語る、思うにニューヨークタイムズ
紙の最新の広告でイスラエル支持者が期待したのはそれだ。二枚の写真が並んで示される。ISILと記される一枚は、黒いフード
をかぶった死刑執行人に監視され、おっそろしい運命を待ちひざま
ずくジェームズ・フォーリーの現在の象徴的なイメージ。もう一枚
のハマスと記される写真はガザからの場面で、同じように覆面した
殺人者が恐怖にすくむ2人の犠牲者を見張る。見出しはイメージのように2つの組織を相等しいと示そうと努めて
「これが過激なイスラムの顔」だと申し立てる。前に私たちはこのセリフをイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首
相から聞いている。フォーリーの斬首ヴィデオが公開された後、ネ
タニヤフは「ハマスはISIL」だとツイートした。彼は最近のスピー
チでハマスとISILを「凶暴なイスラム教徒のテロの触手」と呼んだ。ハマスとISILについてネタニヤフ氏の”同じ不快きわまる木の枝”と
しての描写は事実の滑稽な愚弄だ。両者はまったく異なる政治的計
画を有して、実際、両者は対立する。ハマスのメンバーはその国の領土の範囲について意見は異なっても、
いちばんの野心が何十年か前に存在した歴史に残るパレスチナの境
界しか期待しない。対照的にISILはパレスチナとその他のアラブ国
家を一掃しようとする。等しく残忍としてもそれが二枚のイメージ
に描写されるはなはだ異なる成り行きを説明する重要な手がかりだ。ISILは世界に対するおどすような意図のどぎついメッセージ、グア
ンタナモ風のオレンジ色のジャンプスーツを着たフォーリーをまっ
たく見世物として殺害した。ハマスの残酷な行為はイスラエルに協
力するガザの人に向けられ、イスラエルの占領から解放される望み
を徐々にむしばむ。イスラムばかりかイスラムに関する彼らの特定の解釈を拒むだれで
もみなに対するきわめて凶悪な妥協しないキャンペーンで、ISILの
2万の歩兵的存在はイラクとシリアのかなりを支配した。報告によると先週、1967年の境界線内で考えうる最も縮小した
パレスチナ国家の(権利としての)要求で、ハマス指導者Khaled
Meshalがアッバス氏に仲間入りした。一方、ネタニヤフ氏はハマスであれ、アッバスのパレスチナ自治政
府(PA)であれ、交渉することを拒む。ハマスをISILとみなす際にネタニヤフ氏は血に飢えたイスラム過激
派としてすべてのパレスチナ人をまっ黒によごしてきている。そし
てこの点で、私たちは二つの組織を同等に考えるイスラエルの真の
野心の目的に達する。ネタニヤフ氏の比較には最近の匹敵するものがある。アメリカへの
911攻撃の後ただちにアリエル・シャロン(当時のイスラエル首
相)はアルカイダと故パレスチナ指導者ヤセル・アラファトを同じ
く同等とした。イスラエルの情報当局者でさえツインタワー(世界貿易センタービ
ル)倒壊をユダヤ教の”ハヌカー(勝利と神殿再奉献を記念する祭)
の驚異”と呼び、その見解は数年後ネタニヤフ氏によってそのまま繰
り返される。911が中東の手に負えない悪の枢軸に関する論争に
組み立てなおすことで、パレスチナ人の国家の地位の要求に関する
オスロが息を吹き込む論争をすっかりのみ込んだ。シャロンはアラファトを”テロのインフラ”の首領と呼ぶことに非常
な喜びを覚えて、第2次インティファーダの蜂起を屈服させるイス
ラエルを正当化した。同様にネタニヤフの目的達成のための活動はイスラムの多様なイス
ラエルの占領に対するパレスチナ抵抗運動だけでなく、すべての評
判を悪くしようともくろむ。ISILに対するバラク・オバマの新たな
連合に関して、彼は表立たないパートナーでありたいと期待する。イスラエル・パレスチナ交渉に関するアメリカ行政機関の顧問
Aaron David Millerは、ISILの出現がパレスチナの国家の地位の期
待に重大な妨げを引き起こすと先週フォーリンポリシー誌で警告し
た。今週、カイロ会議でアラブ連盟代表によって表されるパレスチ
ナ人の窮状よりはるかに大きなISILについての懸念によって強調さ
れる局面だ。パレスチナ自治政府に対してクーデターを起こすとの単なるうわさ
のハマスの策略をイスラエル情報局が明らかにした先週、この機会
を利用するのにネタニヤフ氏がいかにシャロンの先例にならうかが
はっきりと実証された。しかしながら、イスラエルに迫られての破綻のためにかまたはイス
ラエルに関門を譲り渡す幻滅したアッバス氏のためにか、単にヨル
ダン川西岸におけるパレスチナ自治政府の支配終局の可能性に備え
ていたのをハマス当局の審問が示した。だが、ハマス・クーデター
の話は、他のたとえばヨルダン川西岸とイスラエル内でISILの支部
が組織されたとのリーバーマン外相(Avigdor Lieberman)からの
先週の主張のようなもっとでたらめな作り話で混合する。モーシ
ェ・ヤーロン防衛相(Moshe Yaalon)はISILを「法律の保護を奪わ
れた」組織と急いで分類することでこの語り部分を強調した。どれもこの恐怖をあおるのには、ハマスとファタハとの間のパレス
チナ統一政府を徐々に蝕むこと、そして911後として世界的な対
テロ戦争の前線国イスラエルをバカ丁寧に説明することでイスラエ
ルのふるまいを是認すること、この両方がもくろまれる。「ヨルダン川西岸での継続するイスラエルの存在と長い撤退期間を
求めるイスラエルの要求はさらに強くなるばかり」だとミラー氏は
書いた。ところが実は、対ISILでイスラエルはファタハとハマスのパレスチ
ナ指導者と共通の大目的を共有するはずなのだ。しかし相変わらず、
ネタニヤフ氏は、パレスチナ人を国のないままにしておく彼の冷酷
な戦争での短期的利得のために彼の国の長期的利益を捨てる。△ジョナサン・クックはナザレに拠点を置く独立したジャーナリスト
http://www.thenational.ae/opinion/hamas-does-not-equal-isil-no-matter-what-israel-says
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NYCは相手にしないと市長
◇反イスラムのポスターを運ぶニューヨークの市バス
アルアラビアニュース 20 September 2014
教育上のキャンペーンの一環として、まもなくニューヨーク市の
100台のバスが反イスラムのポスターを扱うとニューヨークデイ
リーニュース紙が報じた。デイリーニュース紙によると、キャンペーンの代金はアメリカのブ
ロガー、パメラ・ゲラー(Pamela Geller)によって支払われる、彼
女は”ジハード(聖戦)の問題”やイスラム法について警告するのが
ねらいだと言っている。一枚のポスター(”昨日の穏健派は今日の大ニュース”)には、ISIS
(ISIL)の斬首を支持する戦闘員ではないかと疑われるイギリス人
男性の写真の隣りにアメリカ人ジャーナリスト、ジェームズ・フォ
ーリーが殺害されたヴィデオからの静止画像が並ぶ。この広告はまた、ハマスとつながることでワシントンDCに拠点を置
く市民権擁護グループ、アメリカ・イスラム交友評議会(CAIR)を
標的にする。(ポスターには”ハマスはISIS ハマスはアルカイダ ハ
マスはボコハラム ハマスはアメリカのCAIR”とある)「ゲラーは一般に知られている嫌われ者です、そしてこの国には彼
女に無理やり真実を言わせる法律はありません」と、CAIRのスポー
クスマンCorey Saylorはデイリーニュース紙に語った。そして団体
はゲラーを訴えることを検討したが、時間をかけるだけの価値があ
るとは思わなかったと付け加える。しかしながら、それでもなおゲラーは反対を受ける。
“無責任な不寛容”
ニューヨーク市のビル・デ・ブラジオ市長はUSデイリー紙に語った、
「これらの広告は常軌を逸しており、敵意をかきたて、誤っている、
ニューヨーク市またはどこにもこれの出る幕はありません。ひとつ
の都市として私たちが和解していて然るべきときに、これらの悪意
に満ちたメッセージはただ分裂させ、汚名を着せることだけに役立
ちます。」「これらの広告を支持する人たちがひたすら彼らの無責任な不寛容
をはからずも見せる間、それを押しつけられるかもしれない残りの
私たちは私たちが人間性のよりましでより高尚でよりりっぱな見解
を共有することを知って慰めとすることができます」と彼は述べた。広告は公共輸送機関の乗客を立腹させるが、許可するほか仕方がな
かったことを大都市運輸当局(The Metropolitan Transportation
Authority:MTA) が認めた。数年前、ゲラーがイスラエルの敵に”野蛮人”と名称をつけた広告を
せきたてたとき、MTAは彼女とぶつかった、とはいえ裁判所の決定
が広告を妨げるのを公共輸送機関に思いとどまらせた。「これに関する裁判所の決定を読むとすれば、私たちには行動の自
由がありません」とMTAスポークスマン、Adam Lisbergは言った。広告はMTAの方針、”品格を落とさない”に違反したが、裁判官はポ
スターをはずすことはゲラーの表現の自由の権利を侵害することだ
と裁定した、それは憲法修正第1条によって保護される。http://english.alarabiya.net/en/media/advertising-and-pr/2014/09/20/NYC-busses-to-carry-anti-Islam-ads-.html
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◇いかにイスラエルロビーはそのメッセージに新形態をとらせるか
16 September 2014 by PHILIP GIRALDI
大部分のアメリカ人を含め全世界がそれを知るときに、ジェノサイ
ドにほぼ等しいレベルの民族浄化と呼ばれる驚くべきものを最終的
に認めるからといって、最終的にイスラエル政府がガザの一般市民
の虐殺で極端に走ったと考える人たちは押し戻しが現れているのを
認識しているはずだ。イスラエルや政府範囲はもちろん、アメリカ
のメディアと国際メディア双方の強力な友人らは中東のなけなしの
民主国で唯一忠実なアメリカの友人であり同盟国としてイスラエル
の地位を回復するためにガザに関してのみならずニュースの顛末を
精力的に書き直している。偽情報を広めるためにメディアを活用するごく最近の猛攻撃はハマ
スのような組織がISISのようなグループとほとんど同じだとはっき
りと表示しようとしている。”アメリカのラビ”Shmuley Boteachに
よって運営される組織、This World:The Values Networkにより支
払われるワシントンポスト紙とニューヨークタイムズ紙の両紙に掲
載された9月2日の全面広告は、”人類にとって脅威となる”急進的
イスラム世界が”その集団殺害の戦争で人を斬首して子どもたちを
責め苦しめる”と主張した、おまけに”ゲイを憎み、女性に石を投げ、
言論の自由を抑圧するイランではムッラー(イスラムの法・教義に
深く通じる人に対する尊称)が世界中のアメリカ人やユダヤ人への
残虐な攻撃に資金を提供し続けて、核ミサイルの全滅でイスラエル
をおびやかす”と。ラビのBoteachはまた、”血に飢えたハマスのテロリストが住宅や学
校やモスクからイスラエル人に向けてロケット弾を発射する。ハマ
スはパレスチナ人の赤ちゃんを人間の盾として犠牲にする、そして
決して終わらないユダヤ人との大量虐殺の戦いで恐るべきトンネル
を作るためにパレスチナ人の子どもを強制労働者として使う”と読
者に知らせる。なんのために?国連が引き続き、”死の教団ハマスに対して自衛で行
動するときに中東の唯一の民主主義の国を酷評する”ままでいる。解
決は?”アメリカ人をカモにする国連との戦いに加わりなさい。イス
ラエルをひどく嫌う人たちとの戦いに加わりなさい・・・”ラビBoteachによって言い返しが求められたとして、彼がよこしま
なアラブ人についてする主張の多くはイスラエル外務省のプロパガ
ンダ製造工場からまっすぐに出てくると人は言い返すかもしれない。
また、アメリカ市民であると主張する人に対して、彼の同郷の人が
ともかくイランまたはパレスチナ人によっておびやかされることに
ついて彼はどんな正当化する立場も陳述することができない。ベル
トウェー(首都ワシントンを取り巻く一周約100キロの環状道路
を指す)内の誰もが知っているように、イスラエルのチアリーダー
をやる誰でもによってもぎ取ることのできる低いところにぶらさが
る果物だということを除いて、彼は最近のイスラエルの戦争犯罪に
対する米国議会の支持を挙げる。さらに、Boteachの例の国への情念は実際にアメリカの利益かもし
れないことについて判断力を失わせる。彼はまた、ありとあらゆる
死と破壊のまっ最中にイスラエルが必ずしも潔癖な人であったわけ
ではないこと、ガザへの無差別砲撃と爆撃が2000人以上を殺害
してその四分の一が子どもだったこと、人道に適ったイスラエル軍
によって加えられるすべての物質的ダメージを修復するのにほぼ
80億ドルかかること、この事実を無視することに決める。それゆえ、あなたが政治家やメディアに従うならば、イスラエルの
ひとつの見方で不平責めにされる、だが、もしあなたが何が続いて
いるかに実際に留意するならば異なる結論に達するかもしれない。
ラビBoteachは、国連が”アメリカ人をカモにする”のを止めるよう
支持者にせき立てる。実のところ、長い間、残りの私たちをカモに
してきたのはイスラエルとその友人だ、もしアメリカが過去13年
の大失敗から少しでも道義をわきまえた有利な立場を常に救うつも
りなら、成り行きはきっと終わったに違いない。http://www.unz.com/article/rewards-and-punishments-for-gaza/
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きままなブログを始めました。よりのんきでよりビジュアルな内容になっています。
*見つけた 犬としあわせ* こちらもごひいきに。