◇ CIAの拷問プログラムは「ディック・チェイニーの創案」だった
とCIA内部告発者ジョン・キリアコウ(John Kiriakou )

RTのヴィデオより

“偽善的”なのは、現に憎むべき行為に積極的に関与した人たちが処
罰を受けていないのに、監視機関の拷問使用を暴露して逮捕、投獄
されたCIA内部告発者ジョン・キリアコウが説明する次第。

Posted February 15, 2015
http://www.informationclearinghouse.info/article41006.htm

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◇ デモクラシーナウ!の独占記事

釈放されたCIA内部告発者ジョン・キリアコウは拷問を暴くために
「またやる」と言う

独占放送インタビューは、ジョージ・W・ブッシュ政権の拷問プロ
グラムを内部告発したあとに、刑務所から釈放されたばかりの退職
したCIA職員ジョン・キリアコウと共にお送ります。2007年、
キリアコウは情報機関の水責め使用を公に認め、列挙した初のCIA
職員になりました。2013年1月彼は禁錮2年半の刑を言い渡さ
れました。嘆願処置の下で、拷問プログラムに関わった内密の情報
員の身元をフリーランスの記者(彼はそれを公表しなかった)に明
かしたことで情報機関身元保護法(Intelligence Identities Protection
Act)を犯すとの一件の違反をキリアコウは認めました。
代わりに検察はスパイ行為法(Espionage Act)に基づく起訴を取
り下げました。キリアコウは、なんであれCIAの拷問に関連する理
由で投獄された唯一の役人です。彼はオバマ政権の政府内部告発者
への弾圧で不当に標的にされたと支持者らは言います。5人の子ど
もの父親のキリアコウは、分析官や状況職員(ケースオフィサー)
としてCIAで14年間過ごし、2002年にはアルカイダの幹部ア
ブ・ ズベイダを見つけたチームを率いました。結局、刑期が満了す
ると同時に3カ月のあいだ自宅軟禁となるキリアコウがバージニア
州の自宅から番組に参加します。広範囲のインタビューで、キリア
コウは、進んで情報をもたらしたのち拷問の非合法化を見届けて「私
はあらゆる面でもう一度やります」と言います。またキリアコウは
一部公表されたCIAの拷問使用に関する上院委員会の報告書の詳細
についても話します。NSAの内部告発者エドワード・スノーデンは
「すごい国民的奉仕」を行ったが、アメリカに戻れば公正な裁判は
受けられないと主張します。そして、彼が刑期を務めた連邦刑務所
で適切な医療がないために受刑者が「恐るべき頻度」で死ぬのを見
たロレット連邦矯正施設(FCI)内のありさまを説明します。

エイミー・グッドマン:先週釈放され、まもなくしてジョン・キリ
アコウはマーチン・ルーサー・キング博士の「ついに自由の身にな
る。少なくとも自由の身になる。全能の神に感謝する。私はついに
自由の身。」との引用文に加えて自宅で笑顔の子どもたちと一緒の
彼自身の写真をツイートしました。

エイミー・グッドマン:ジョン・キリアコウの支援者らはオバマ政
権の政府内部告発者への弾圧で彼が不当に標的にされたと言います。
先週彼が釈放されてまもなく、政府説明義務プロジェクトの
Jesselyn Radackが、「キリアコウは、CIAの効果のない不道徳で違
法な拷問プログラムというアメリカの歴史において最もダークなチ
ャプターのひとつを白日の下にさらしたがために政治犯になった献
身的な公僕である」との声明を出しました。一方、連邦検察官のニ
ール・マクブライドは政府の取扱いを擁護してきています。

エイミー・グッドマン:2010年にキリアコウは「嫌々ながらの
スパイ:CIAのテロとの戦いにおける私のシークレットライフ
(Reluctant Spy: My Secret Life in the CIA’s War on Terror.)」
というタイトルの回想録を出版しました。

お帰りなさい、ジョン・キリアコウ。あなたはまだ完全に自由の身
ではないのですね、ジョン?あなたはどれくらい刑務所にいたので
すか?そしてどれくらい自宅監禁下に置かれるのですか?

ジョン・キリアコウ:ペンシルバニアの最低水準の警備の連邦刑務
所で23カ月務めました。自宅軟禁は3カ月です。そうして自宅軟
禁を経て私は監督下の釈放と呼ばれるものに委ねられます。それが
実は保護観察で、もうあと3年あります。

エイミー・グッドマン:あなたが投獄されたと思う理由について話
してください。

ジョン・キリアコウ:私は断然確信します、エイミー、拷問論争の
ために私は投獄されたと。故意か不注意かいずれにせよワシントン
ではしょっちゅう人が情報を漏らします。私たちは罰を受けずに機
密情報を漏らす元CIA長官レオン・パネッタ、元CIA長官ペトレイア
ス将軍のような人々を見てきています。そのことが私の問題は決し
てリークに従事していないと言うのが正しいことを私に納得させま
す。私の問題は拷問をたれ込んでやめさせることに従事しています。

===

エイミー・グッドマン:昨年末、上院諜報特別委員会が500ペー
ジのCIA調査サマリーを公表した時に、911後のアメリカの拷問
プログラムの露骨な新たな詳細が明るみに出ました。2002年〜
2006年の世界中におよぶ秘密刑務所でアルカイダや他の捕虜を
拷問したにもかかわらず、情報機関がひとつの計画も妨害できなか
ったと報告は結論を下しました。たぶん、あなたは刑務所でこれを
見たのではありませんか、ジョン・キリアコウ。

ジョン・キリアコウ:まったくそうでした。

エイミー・グッドマン:これは報告の重要な調査結果の概略を述べ
る上院諜報特別委員会の議長、ダイアン・ファインステイン上院議
員です。

ダイアン・ファインステイン上院議員:第一に、CIAの向上させる
尋問テクニックは諜報の情報を集めるのに効果的な方法ではありま
せんでした。第二に、プログラムの操作や、ホワイトハウス、司法
省、議会、CIA監察官、メディアやアメリカ社会へのその有効性に
ついて、CIAは大量の不正確な情報を提供しました。第三に、CIA
のプログラム管理は不十分で深刻に欠陥がありました。そして第四
に、CIAのプログラムは人が考えたい気持ちになっているよりずっ
と残忍でした。

エイミー・グッドマン:確かに、報告が公になって、水責め、ほう
きの柄による性的虐待、直腸摂食または直腸水和と呼ぶものと、捕
虜に使われた拷問手段のリストを列挙します。捕虜はブンブンいう
パワードリルで脅されました。ある捕虜などは180時間におよび
睡眠を奪われました、たまに両手を頭の上で固定された状態で。拷
問はアフガニスタン、リトアニア、ルーマニア、ポーランド、タイ
の秘密情報作戦用地や、ストロベリーフィールドとして知られるグ
アンタナモ海軍基地の秘密用地で実行されました。これが明かされ
た時に、これらの問題に従事して刑務所に行ったのはあなただけで
す。これについてあなたの考えは?

ジョン・キリアコウ:報告が公になったとき、他のほとんどのアメ
リカ人のように私は完全にショックを受け、詳細の幾つかに唖然と
させられました。CIAの内部でさえ、なんと驚くなかれホムス(ひ
よこ豆をペースト状にしたもの)を用いる直腸水和、ほうきの柄を
使う性的虐待または性的暴力について、私たちはなにひとつ知りま
せんでした。廊下で、その種のことについて人がうわさ話すらしな
かったという意味です。従って、私はそれを聞き知ったとき完全に
ショックを受けました。

これは、このすばらしいプログラムについて2013年に私がした
指摘にさかのぼります。私たちはこの事例の幾つかを罪に問う必要
があります。状況職員(ケースオフィサー)が勝手に制裁を加える、
または状況職員が法をばかにしてほうきの柄で捕虜をレイプしたり
ホムスで直腸水和を実行したことはどうか?これらは、承認された
尋問テクニックではありません。なぜあの当局者らは訴追されない
のですか?少なくとも、起訴を始めるべきところだと私は思います。

===

エイミー・グッドマン:上院の拷問報告が発表された後、12月に
NBCの番組”ミート・ザ・プレイス”の談話で、元副大統領のディッ
ク・チェイニーがまた同じことをすると言いました。

ディック・チェイニー:実際、無実だった少数を理解するよりも、
私は免れて釈放された悪者のほうに関心を持つね。

チャック・トッド:とはいっても、抑留者の25%ですよ。25%
には拷問で得られるものはなく、無実だと判明しました。

ディック・チェイニー:では、チャック、君はどこで一線を画すつ
もりなのかね?どうやってわかることになっているのか?

チャック・トッド:誤差が高すぎませんか?誤りの許される余地は
それでオーケーなのですか?

ディック・チェイニー:私たちの目標を達成する限り、私にはなん
の問題もない。

エイミー・グッドマン:番組ミート・ザ・プレイスでのディック・
チェイニーでした。ジョン・キリアコウ、あなたのお考えは?チェ
イニー副大統領は審問されるべきですか?

ジョン・キリアコウ:私の個人的な考えでは、もちろん、彼は審問
されるべきです。ですが、ここでは別の述べるべき意見があると思
います。私たちはチェイニー副大統領について新聞などで見てきて
います、元CIA長官ら、元CIAの高官ら、その幾人かがニュース局の
番組でしゃべりまくり、拷問政権の間の自分たちの行動を擁護、擁
護、擁護するのを見てきました。彼らがそれをしている理由は、拷
問が彼らの受け継いだもの、遺産だからです。死亡記事が書かれる
とき、その死亡記事は彼らが拷問プログラムで助けになったと伝え
ることになっています。そしてこの時に彼らの評判を保つためにで
きる唯一のことは、拷問は役に立ったとのウソと、結局アメリカ国
民はそれを信じるとの頼みの綱を繰り返し続けることです。

===

エイミー・グッドマン:ジョン・キリアコウ、あなたはグアンタナ
モのような場所で政府の拷問プログラムをデザインした今は悪名高
き心理学者のジェームズ・ミッチェルとブルース・ジェセンをご存
じでしたか?

ジョン・キリアコウ:いいえ、彼らには一度も会ったことがありま
せんでした。私がCIAの反テロリストセンターで働いていたとき、
そこは非常に大きい部屋でした。私たちはそれをキュービクル農場
と呼びました。この部屋に数百人がいました。でも、ミッチェルと
もジェイセンとも個人的な接触は一度もありませんでした。

エイミー・グッドマン:彼らは起訴されるべきであると思いますか?
どうやら政府は起訴しないと決めたらしいですね?

ジョン・キリアコウ:全くその通り。政府は彼らを起訴しないこと
にしました、でも、犯罪訴追手続きになるなら、告発はミッシェル
とジェセンで始めるべきだと思います。彼らがCIAに売った商品の
プログラムはまったく不適切でした、そして彼らはアメリカ政府の
名においてまさに海外で犯罪を犯したのです。その犯罪のために彼
らは起訴されるべきだと思います。

(ブレイク)

エイミー・グッドマン:ジョン、あなたは連邦更正施設、ペンシル
バニアのロレット矯正施設(FCI)に拘留されました。そこからあな
たが書こうと決意した手紙について話していただけますか?

ジョン・キリアコウ:もちろんです。私が刑務所に行く前、幾人か
の友人、政府説明責任プロジェクトのJesselyn Radack、
Firedoglake.comのJane Hamsher、元NSAのトム・ドレイク、ダ
ン・エルズバーグが、私がいったん刑務所の境遇に置かれたら、た
だ私がどうしているかを知らせるために、支援者らに公開状を書く
べきであるとの考えに言及しました。それはいい考えだと私は思い
ました。それで2013年2月28日にロレット矯正施設に着いた
とき、位置を定めさせるのに自分に約6週間を割りあてました。そ
して付け加えておくべきですね、私は常にマーチン・ルーサー・キ
ングのバーミンガム刑務所からの手紙の大ファンでした。私は刑務
所にそのコピーを持っていきました。私は何度も何度も読み返しま
した。そして「同じ方法で構築して相手に手紙を書こう」と思いま
した。それが私がしたことです。

大いに驚いたのは、これが600人ほどになるとのもっぱらの推測
でした。大いに驚いたのは、それがハフィントンポスト紙に取り上
げられ、そのあと気が狂ってハフィントンポスト紙からすべての放
送ネットワーク、半ダースの雑誌、そして約100万のヒット数に
なりました。そしてアメリカ人が本当に刑務所内はどんなふうか知
りたがっていることに気がつきました。ロレット矯正施設がClub
Fedではないことも付け加えておきます。これは幾つも列をなして
頂上に広くまたがって蛇腹型鉄条網の列のある本物の刑務所です、
また高いフェンスがあることも言っておきます。これは本格的な刑
務所です。もちろんゴルフコースはありません。映画館はありませ
ん。まるでTVで見るようなものです。だから、私はそれを伝えたい
と思いました。そして手紙がとても民間に普及するようになったの
で、私はそれをシリーズにしました。

エイミー・グッドマン:ジョン・キリアコウ、あなたは「ロレット
の医療設備で世話される人々は恐ろしい頻度で死ぬ」と書きました。
何が起きたのか説明していただけますか?

ジョン・キリアコウ:もちろんです。2,3の例を紹介します。帰
宅する数日前、私は何かの血液検査の採血で医療設備にいました、
もうひとり別の囚人が車いすの三人目の囚人を動かしていました。
この男性は70歳くらいです。彼は見てわかる通り明らかに心臓発
作を起こしていました。彼は泣いていました。彼は胸をかきむしっ
ていました。そして、「私は心臓発作です」と言いました。すると、
私の血を採っていた女性が彼を見上げて言いました、「それじゃあ、
あなたはただ待つことになっています、ここには私だけだから、他
の誰かが仕事を引き継ぐまで、待たなくてはなりません。」そして、
他の誰かが仕事を引き継いで彼を心臓発作と診断し、地元の病院に
搬送するために救急車を呼ぶまで、その気の毒な老人は心臓発作の
間に車いすに座っていました。この種の反応(行動)はよくあるこ
とです。

もうひとつ例を紹介します。礼拝堂からホールの向こうに住む男性
がいました。雑役係として私は礼拝堂で働きました。そしてこの男
性は決まりきって背中の痛み、痛烈な背中の痛みを訴えていました。
時々体を丸めてうずくまっていました。数週間経過したとき、彼は
杖をついていました、それから障害者用歩行器を使い、車いすにな
りました。私が「おや、いったいどうしたんです?」と言うと、彼
は「背中が痛くて死にそうだ、彼らは検査をしに私を病院に連れて
いってくれない」と言いました。それで、ついに牧師が間に入って
「この人の病気は見ての通り明らかに急速に悪化しています。どう
か検査のために彼を病院に連れて行ってください」と言いました。
彼らは最終的に彼を地元の病院に連れて行きました。ステージ4の
脊髄ガン。彼は2週間で亡くなりました。そしてこれが、ロレット
のみならず、刑務局全体にわたる、まったく典型的な刑務所の医療
です。

エイミー・グッドマン:ジョン・キリアコウ、あなたはロレットか
らの手紙の最後の一通にこう書きました、「あなたがこれを読む頃に
は(これがあなたの最後の手紙でした)私は家に帰っています。そ
こで、本当の仕事、人権や市民的自由や刑務所改革のための苦闘を
始められます。私は屈服していないし、くじけていない、収容施設
の生活に慣らされていないし、闘う用意ができていると、あなたに
約束できます。」収容施設の生活に慣らされていないとはどういう意
味ですか?

ジョン・キリアコウ:私はロレットの刑務所当局に私を脅すのを決
して許しませんでした。収容施設の生活に慣らされていないという
のはそういうことです。暴れ者として評判の副官、本当にいばりち
らすおとり捜査官と私は口論になりました。そしてある日、彼が「あ
んたはもっと囚人らしくふるまうようにする必要がある!」と私に
怒鳴りました。それで「それはどういうことを想定して言っている
のですか?私は顔に刺青を入れるべきと?人に売るためにカフェテ
リアから食べ物を盗めと?このようなことを意味して言っているの
なら、”イエス・サー、ノー・サー、ソーリー・サー”そんなことには
決してなりません、決して」と私は言いました。「敬意は両方向です。
あなたが一目置くとき、あなたは一目置かれます。そして、私はあ
なたに敬意を払いません」と私は言いました。そしてこれが、刑務
所の2年間くまなく、私が維持した態度です。

エイミー・グッドマン:そこで一番驚いたことは何ですか、ジョン?

ジョン・キリアコウ:囚人の扱われ方、人間として扱われないこと
に本当に驚きました。彼らはどうも人間以下の人、敬意を払われな
い人、私たちが健康について心配すべきでない人、フェアな発言の
機会にふさわしくない人として扱われました。それは人間倉庫に放
り込む大型の公共収容施設です、そして地元の警察学校からドロッ
プアウトした人間や落第生または軍隊で成果を上げられなかった人
によって監督される人間倉庫です。彼らは私たちの寿命を刑務所に
追い込む人々です。

エイミー・グッドマン:ジョン・キリアコウ、あなたが暴露した問
題、水責めと拷問の問題に戻って、オバマ政権はどのようにこれら
のプログラムを続けたか?というか、彼らは続けましたか?

ジョン・キリアコウ:彼らが続けたとは思いません。オバマ政権が
続け、ブッシュ政権がしたことに比べてまったく熟達させた一つの
ことがあります。それは無人機空襲です。無人機攻撃でオバマ大統
領はブッシュ大統領よりはるかに多くの人々を殺してきています。

エイミー・グッドマン:そしてギリシャ問題?あなたはギリシャ系
アメリカ人です。それどころか、あなたはギリシャで何かのCIAの
仕事をしました。そこであなたがしたことや、急進左派連合Syriza
の躍進で今日起こったことについてどう感じているか、話していた
だけますか?首相はSyrizaのトップですか?

ジョン・キリアコウ:もちろんです。数年間私はギリシャで勤務し
て、本部とギリシャのあいだを行ったり来たりしました。私はテロ
問題に取り組んでいました。でも、当時この種のテロは、今ではど
うも古風で趣のあるものらしいユーロ・テロ、特に革命組織11月
17日のコミュニスト・テロでした。私はギリシャですばらしい経
験をしました。すばらしい国です。でも、最近、特にここ7年かそ
こら、ギリシャは困難な時期にあります。たぶん西ヨーロッパの他
のどの国よりも景気後退がギリシャに強打を食らわせました。間違
いなくアメリカにおけるより大きな打撃でした。そして問題の一部
は、2つの与党、体制によって本当にだめになっていたOASOKと
Neo Demokratia(ニューデモクラシー)でした。そして現在、若
くて新しい人民主義の党、Syrizaが昨年の議会選挙で全面的勝利を
獲得しました。絶対多数からわずか2議席を落とすだけです、それ
はギリシャでは本当に信じられない偉業です。

ほとんどのギリシャ系アメリカ人のように、私はこれに非常に興奮
しています。変化の時だったと思います。ギリシャの人民主義政権、
左翼の人民主義政権に与えられた時間でした。そしてアレクシス・
チプラスの首脳部のもとに、その国は景気後退から逃れるかもしれ
ないと思います。ギリシャ国民はひどく苦しんできました。自殺は
300%ほどに増大。頭脳流出があります。医師、弁護士、エンジ
ニアがアメリカまたはヨーロッパ、オーストラリアに移住していま
す。そしてそれは終わらなければなりません。ギリシャ人はギリシ
ャにとどまって自分の国を再建しようとやってみなければなりませ
ん。でも、Syrizaの下で、うまくできると私は思います。私はそれ
について非常に興奮しています。

エイミー・グッドマン:では最後に、あなたが有罪判決を受けて刑
に処せられたあと、あなたの奥さんはどうなったのですか?彼女も
また情報機関で働きましたね、違いますか?そしてまたあなたには
5人の子どもがいます。

ジョン・キリアコウ:はい、その通りです。私には5人の子どもが
います。妻は大いにほめて勲章を授けられ、大いに一目置かれる職
員でした。彼女は本当に出世しており、私よりもずっと頭が切れて
その道に秀でていました。でも彼女は私とつながりがあったという
だけで、私が逮捕された日に解雇されました。結局、政府の契約会
社のひとつに仕事を見つけるまで、彼女は10カ月のあいだ失職し
ました。でも彼女はただ私と結婚していたせいでやめるよう求めら
れたのです。5人の子どもの養育を非常に難しくさせました。

エイミー・グッドマン:では、ジョン・キリアコウ、番組に加わっ
てくれたことに、もう一度感謝します。

http://www.democracynow.org/2015/2/9/exclusive_freed_cia_whistleblower_john_kiriakou

 


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