◇ 47年前の4月4日、マーチン・ルーサー・キングJr.はアメリカ
政府によって暗殺された、結果的にアメリカの陪審をはなはだしく
無視することに

http://www.ratical.org/ratville/JFK/Unspeakable/MLKconExp.html

◇メンフィスで暴かれるマーチン・ルーサー・キング陰謀
Probe Magazine Spring 2000 by Jim Douglass

キングの家族一同対Loyd Jowersと”他の無名の陰謀共犯者”の不当
な人殺し訴訟に関して、1999年12月8日メンフィス陪審の評
決によると、マーチン・ルーサー・キングJr.博士は自国の政府の手
先が含まれた陰謀によって暗殺された。1968年4月4日、メン
フィスのロレインモーテルでのキング殺害からほぼ32年、法廷は
暗殺に対する責任の範囲を、前のスケープゴート、ジェームズ・ア
ール・レイを超えてアメリカ合衆国政府にまで広げた。

法廷関係者は別としてこの歴史に残る3週間半の裁判の初めから終
わりまで傍聴したのがメンフィスTVの記者Wendell Stacyと私だけ
という事実を私はほとんど信じられない。新聞雑誌的な無視のせい
で、この私たちの国の他のほとんど誰も、事態がどう進んだか知り
もしない。裁判2週目、ほとんど空の傍聴人の前で決定的な証言が
あった後、幾日か裁判を傍聴していたリスボンの日刊紙Publicoの
アメリカ特派員Barbara Reisが私に向かってこう言った。「アメリ
カのなにもかもことごとくが世紀の裁判。O.J.シンプソンの裁判は
世紀の裁判だった。クリントンの裁判は世紀の裁判だった。でも、
これは世紀の裁判なのに、いったい誰がここにいるの?」

法廷で私が経験して知ったのは、キングの家族とその弁護士調査員
William F. Pepperや証人の勇気からの示唆から、政府の慎重に織り
込まれたキング博士殺害シナリオの驚愕までにおよぶ。アメリカの
情報機関がマーチン・ルーサー・キングJr.の殺害を計画した重大さ
が、1968年春に起こる権力に対する抗議で脅威を与えるもの、
キングに属する非暴力について雄弁に語る。

キングの家族一同によって申し立てられる告訴では、”キング対
Jowersと他の無名の陰謀共犯者(Loyd Jowersが唯一名指しで呼ば
れる被告人)”は、彼らの主たる関心ではなかった。むしろ法廷で明
らかになった本当の被告人は、メンフィスのバー&グリルの元オー
ナー、Jowersの陰に隠れて立つ圧倒的な影響、匿名の陰謀共犯者だ
った。結果において、キングの家族一同と弁護士Pepperは、計画す
ること、下請けに出すこと、そして暗殺を隠蔽することで、アメリ
カの情報機関、特にFBIと軍情報部を告発していた。米国内の法廷で
それが立証されることに対して、そのような告発はほとんど克服で
きない妨害を約束する。司法上、それはたまらなくいやなものだ。

キング訴訟事件では多くの資格を得た人たちが評決に帰されていた。
それは刑事法廷ではなく、証言の規範が刑事法廷よりずっと低い民
事法廷が役割を担った。(たとえば、原告は録音テープやヴィデオ
テープで用意された宣誓証言でない証言を使った。)さらに、原告
キングの家族と被告Jowersが、定刻より早く、証拠の多くについて
認めた。

だが、これらの観測報告(判断)は全然、的を得ていない。政府の
”絶対的な免責特権”のためにアメリカの刑事法廷の被告席にアメリ
カの情報機関を着かせる見込みはない。そのような処置は連邦政府
による認可を必要とし、まさか連邦政府が自らを告発はしまい。民
事法廷の同時発生、歴史観念のある独立裁判官、そして勇敢な家族
と弁護士のおかげで言語に絶する真実にとって気高い飛躍的な進歩
がメンフィスで生じた。少なくとも数人(そして願わくばその数人
を通じてもっと多くの人)が、キングの殉死の陰に隠れる勢力につ
いて知るのを可能にし、私たち皆が私たちの政府を通じてそれにつ
いて話す責任を感じるのを可能にした。結局は、黒人6名、白人6
名の12人の陪審員が、誰もが聞くのをいとわない、有罪と述べた。

私たちはまた、その真実に手段を提供するとして、いかがわしい人
物、Loyd Jowersに謝意を表することもできる。

Loyd Jowers: 審理3日後、73歳の虚弱なJowersが病気になった
とき、Swearengen判事は彼に退出を許し彼なしで済ませた。Jowers
が証言しなかったので、弁護士Lewis Garrisonを介して、もしも召
喚されたなら憲法修正第5条を申し立てると言った。彼の分別は遅
すぎた。1993年、彼は弁護士の助言に抗してTVに出演し、秘密
をおおっぴらに出した。暗殺におけるJowersの役割を打ち明けるこ
とについて、ジェームズ・アール・レイの弁護士ながらもWilliam
Pepperのはかどりがきっかけで、JowersはTV番組プライムタイム
の生出演でサム・ドナルドソンに彼の顛末を話した。キングの殺害
を手伝うよう頼まれ、策略にはおびき寄せるためのおとり(レイ)
がいると教えられたと彼は言った。彼はまた、警察が「その夜そこ
にいない」と教えられた。

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◇マーチン・ルーサー・キング:アメリカのヒーロー
彼の後継者はどこに?

19 January 2015 by ポール・クレイグ・ロバーツ

今日(1月19日)は、祝日、マーチン・ルーサー・キングの日。

キングは今から47年前の1968年4月4日に39歳の若さで暗
殺されるアメリカの公民権指導者だった。ジェームズ・アール・レ
イが謀殺の罪を負わされた。当初、レイは、死刑を免れる目的で弁
護士から助言を受けて謀殺を認めたが、レイはわけなく自供を撤回
すると、不運にも陪審裁判を得ようとした。

当局から出た調査の公文書は2017年まで秘密のままである。
ウィキペディアが伝えるように、「キング家族一同は、レイがマー
チン・ルーサー・キング謀殺になんであれ関係していたとは思わな
い… キング家族一同と他の人々は、暗殺はアメリカ政府が含まれる
陰謀によって遂行されたと考え、ジェームズ・アール・レイはスケ
ープゴートだったと考える。この結論は1999年のロイド・ジョ
ワース(Loyd Jowers)と無名の陰謀共犯者らに対する民事裁判で
陪審によって支持された。」

アメリカ司法省は、民事裁判で陪審を動かしたジョワースの証言は
信頼できないと結論づけた。一方、なぜレイの捜査に関係する文書
が59年間、厳重に保管されるのか、十分な説明はない。

ジョン・F・ケネディやボビー・ケネディの暗殺であるとおり、キ
ングの暗殺について当局から出た公式の所説について多くの問題が
ある。帰するところ疑いまたは情報は当局の所説を少しも変えない。
事実は、当局から出た公式の所説を変えるのに十分とみなされない。

*****

文書で詳細に記録され公認される、非常に多くの死に帰する自国民
に対する政府公認の多くの陰謀の存在にあっては、知ってか知らず
か、もっぱら政府の陰謀の手先が真実を追い求める人たちをなんと
か大声で黙らせようとし、テロリストと言われている人の事件には
効果的な問題に応酬する。

公式の所説について疑いをやめさせる役目は、西側世界の”主流”の
新聞とTVメディアによってみごとに果たされた。この節操を売るマ
スコミの役目は、たとえばサロン(Salon)といったサイトや、金ま
たは収益を求める欲望で始まる他のそんなサイト、多くのタブロイ
ド紙インターネットサイトにより、いっしょに結びつけられる。

金は、それらの既成の権力組織(主流派)に奉仕するものに流れる。
金持ちへの道は、1%から成る、政府を監督する財界の実力者グル
ープ、強力な大企業のために取材することだ。

多くのウェブサイトは、説明となる事実を統制し、真実を追い求め
る者の評判を悪くすることで、はからずも1%の権力者に貢献する。
これが、雇われた挑発的な書き込みをする人が仕事をするインター
ネットサイトのコメント欄の主な役目である。

全住民の大きな割合が、同僚や仲間など同等の人たちと異なる立場
を取るには自信がなさすぎると研究が結論を下している。自主独立
した決定をすることでは、ほとんどのアメリカ人が、単に自信が持
てるほどに知らないだけだ。彼らは状況に身をまかせ、あのな、考
えることは何が安全かだと話す同僚をあてにする。

挑発的な書き込みをする人々(trolls)は、一般に容認された意見と
意見が異なる人々に、さげすんで、人の理性よりも感情や偏見に訴
える攻撃をするために雇われる。たとえば、私は常に、ファースト
ネームやエイリアスの陰に隠れる人々によってコメント欄で当人の
言い方で攻撃される。他にレーガン政権が信用できないことに力を
尽くすことでは、多少重きをおかれる非常に不快でいやな人を口実
に私の信用を傷つけるためにロナルド・レーガンを嫌う左翼や進歩
主義者を用いる。私の中傷者の多くはヒラリー・クリントンに夢中
になっている。

現在、いわゆる”欧米民主主義”では、イスラム教徒に対して政治的
に不適切であることや、彼らに対して侮辱や憎悪をあおることが許
されている。しかしながら、パレスチナ人市民へのきわめて残忍な
無差別攻撃に対してイスラエル政府を批判することは許されていな
い。イスラエルのロビー団体や、言うことをよく聞き、かなりおじ
けづいた節操を売るマスコミの立場は、なんであれイスラエルに対
するどんな批判も反ユダヤ主義であり、批判者は新たなホロコース
トを望んでいる徴候だ。すなわち、イスラエルのロビー団体はどの
ようなイスラエル政府の政策に対するどのような批判者も、大量虐
殺者の前兆と定義する。

イスラエルの政策の批判者全員を黙らせるこの奮闘はイスラエル人
とユダヤ人自身にもあてはまる。シオニスト国家を自滅から救うこ
とを期待してイスラエルの政策を合法的に批判するイスラエル人と
ユダヤ人は、イスラエルのロビー団体によって、”自己嫌悪のユダヤ
人”の烙印を押される。大学の自由を破壊するためや、カトリックの
私立大や国公立大に効力を及ぼすために、ロビー団体の不満を招い
たユダヤ人にも非ユダヤ人にも、志願者の終身在職権の地位を妨げ
るなり取り上げるなり、ロビー団体はその力を立証してきている。

私はマーチン・ルーサー・キングをアメリカのヒーローと考える。
どのような個人的な欠点があるにせよ、彼は法の下、あらゆる人種
や性別の公平と安全のために抵抗した。キングは実際、アメリカン
ドリームを信じ、それをすべての人のために成し遂げたいと思った。

私がキングの眼前に批判を突きつけても、彼は私の立場を考慮し、
私に振りかざしてもよさそうなどのような権力にも頓着なく、誠実
に対応したと私は確信する。

どのような欧米の政府からも、また読者数を増やすことを期待して
インターネットサイトによって提供されるコメント欄で仕事する挑
発的な書き込みをする人々からも、私は同じ考慮を期待できない。

だまされやすくて信じやすい人々は彼らの自由の擁護ができない。
あいにく、これらの特性は欧米人の主要な特性だ。欧米の自由は私
たちの目の前で崩壊している、そしてこれが、崩壊する欧米諸国と
統合するとのウラジミール・プーチンのロシアの対抗勢力による欲
求をばかばかしくさせる。

http://www.paulcraigroberts.org/2015/01/19/martin-luther-king-american-hero-paul-craig-roberts/

 

 

 

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