=戦争犯罪に気をもませるには及ばない。神は我々の味方だ。
(聖職者のボブ・ジョーンズ師)
「願わくはアメリカに刑の執行の猶予を。あなたの再選で、神は不信心
の問題からの猶予をアメリカに慈悲深く許可している、もっとも受ける
に足らぬのだが。あなたには権限が与えられている。晴れやかで確信し
ているトランペットの音のようなあなたの声を我々国民は待ち設ける。
なぜならあなたは毎日主に助言を求めようとしている、主がその種の声
に従いたがっているのを我々は知るものである」

http://www.informationclearinghouse.info/article7376.htm
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=ファルージャで6000人が死んでるかもしれない
(アルジャジーラ・ネット)
やっと救援の手がファルージャの民間人に及ぶ。援助団体は米軍の攻勢
で6000人以上の住民が死んでるかもしれないと案じる。そして何千
という家族が援助を必要とする難儀にあるのではと懸念する。

http://www.aljazeera.com/cgi-bin/news_service/middle_east_full_story.asp?service_id=5853
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2004年11月28日深夜過ぎ、都内のアパートで20代と思われる
4人の男性が死んでいるのが見つかる。事前に部屋のカギとパソコンの
パスワードのメモ書きが友人宅に送られており、一酸化炭素中毒(練炭
を燃やす)の自殺と思われる。
11月21日、兵庫で男性3人がクルマ内の七輪で自殺。福岡の山中で
男女3人がクルマ内で自殺(どちらも練炭によるもの)。
9月29日、埼玉の山中で男女4人がクルマ内の練炭により自殺。
3月30日、福岡で18歳、26歳、35歳の男女3人がネット心中。
2003年4月22日、佐賀の林道で2人がクルマ内でネット心中。
3月7日、埼玉で男女3人が一酸化炭素中毒死のネット心中。

昨年一年間の日本の自殺者の数は(一昨年より2284人増)過去最悪
の3万4427人(7/23 読売新聞)。98年に初めて3万人を超えて
以来、6年ものあいだ、この国では毎日100人ほどが自殺している計
算になる。海外で指摘されるように、飢饉でも戦争でもないのに、これ
は異常なことだ。目下の米軍の大規模攻勢でファルージャでは民間人の
死者が6000人に達している可能性がある(アルジャジーラ放送)。
理不尽にもたらされた死では、これも異常な事態ではあるけれど、日本
の事実のほうがもっと不可解な絶望で不気味ではある。
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▼影に包まれた日本の暗部▼by フランチェスカ・ランチーニ
Peace Reporter.net 13 October 2004
原題:Il male oscuro del Giappone
訳者:飯田亮介 info@ryosukal.com

「平和と人権のために活躍する Peace Reporter.netのページで、唯一
見つけることができた日本関連の記事がこれだ。さまざまな理由で人は
命を断つのだろう。彼らの大部分を自殺に誘うこの国の歪んだ部分を追
及してゆくことは、世界の平和を願うのと同じくらい大切なはずだ」
(訳者)

毎年、自殺をするためにインターネット上でたくさんのグループが作ら
れている。

昨日、埼玉の山中で8人の若者がレンタカーのワゴン車のなかで命を絶
った。その数分後には首都南で、クルマ内で死亡している20才と27
才の女性が発見された。2件の死は「合意の上での」集団自殺である。
というよりどちらも、ある同じ儀式に従った集団自殺である。90年代
にインターネットが登場して以来、日本では毎年数十人の若者が自殺の
ための勇気を得て一人で死ぬ寂しさを和らげるためにネット上で集団自
殺の約束をする。せめて極限の瞬間だけでも一つの集団に属している気
分になるために、彼らはそうすることで内面の空虚さから逃れるのだと
心理学者たちは説明する。自殺の仕方を説明して、志願者たちに相互に
連絡をとらせることで自殺を手助けするサイトは、日本の警察によれば
なんと8000はあるだろうということだ。このアジアの国で起きる自
殺件数は驚くべきものだ。やはり警察関連の国営企業のあるレポートに
よると、2003年には3万4000人の日本人が自ら命を絶ち、この
数字は前年比で7%増であるという。埼玉の同じ山中で、9月30日、
3人の男性と1人の女性の遺体が見つかっている。

この事件もやはり、数時間の契約でレンタルされたクルマの中での練炭
による窒息死である。そしてこの事件も、自殺者たちはどこかのサイト
を通じて出会っていた。日本では自殺が人の死の原因の第6位を占めて
いる。大人も若者もおなじく自殺する。2003年の場合、三分の一の
犠牲者(1万1500人)は60才以上の高齢者で、22%は平均年齢
19才の若者だった。そうした特に年少の若者のなかには、小中学校の
児童も何人かいた。

日本の過剰に残酷な社会について語る人々が多い。最近の複数の研究に
よれば、世界第2位の経済力を持つこの日出づる国(ソル・レバンテ:
日本の別称)における自殺の主要原因は、経済的な問題と健康上の問題
だという。昨年自ら命を絶った人の四分の三は成人男性だった。この数
字をもとに計算すれば、毎日、27人の子供たちが父親を失うことにな
る。家族を養う責任と感情を決してあらわにしてはならない(重大な危
機のなかで暮らしている時は特に)義務が男性に課される文化において
は、成人男性が最も脆い存在であることを社会学者たちは指摘する。日
本社会のなかでは、仕事においても、学校でも、家族の中でも、各種の
ヒエラルキー(ピラミッド型の階層)が非常に強い。日本人労働者に共
通の願いは、同じ職業を一生続けてゆけることだ。97年のアジア経済
危機以降のこの不景気のなかでは、失業者となること、大きな負債をか
かえることが、数十人の人々にとって、ひと思いにピリオドを打つのに
充分な理由となりうるのだ。その一方で、多くの子供たちが、学校生活
で直面させられる過度の競争からくる不安と鬱状態に打ちのめされてい
る。

こうした極限状態を背景に、何百もの人々が現実とのありとあらゆる接
触を断つことを決めてしまう。日本語で「ひきこもり」と呼ばれる彼ら
は何ヶ月も、時には何年も、一台のコンピュータを前にインターネット
をしながら過ごす。もちろん彼らは働かない。通常はその両親が彼らの
生活を世話している。「多くの若い日本人が苦しんでいるのは、自分が
どこにも何にも属していないと感じているからなのです」。教育専門家
のセンゴツ・タモツ(Tamotsu Sengotsu )は「アジアタイムズ」紙
の取材に答えた。「彼ら新世代の若者たちは大きな問題に直面すること
が本来ないはずなのです。彼らは裕福ですし、やりたいことができる自
由もあります。彼らは自分の国でしばしば異邦人であるかのように感じ
何かの集団への所属の実感を探し求めます。死に際してさえそうなので
す」。世界でも自殺率が最も高い国の一つである日本。自殺率は社会経
済的・文化的な各変化に応じて上下するものだ。ここ数年、米国と欧州
では自殺率が下降し、ロシアと発展途上諸国、なかでも旧ソ連邦諸国、
それにスリランカと中国で上昇している。これらの国々では、市場が開
放され、その結果従来とは違う人生の価値観と生活様式が導入された後
自殺者が増加している。

http://blog.livedoor.jp/awtbrigade/archives/9456620.html